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2019年10月9日水曜日

元気のない配達員の方が来ました

私自身がUberEatsの配達員でありながら、たまにUberEatsで注文することがあるのですが、配達していただく方は、どの方も明るい対応をされます。笑顔の方が多くて、私が配達員の立場ですから、ああ、そうなんだな、大変だな、とちょっと納得したりします。
私が配達するときは、おっさんが、おもしろくもないのに作り笑いしているのはかえって変だろうから、無理して笑顔は作りません。だからといってぶっきらぼうというわけではなく、自然体で対応するように心がけています。

先日配達していただいた配達員は、若い男性でしたが、ぼそぼそとした小声でしゃべる方でした。おそらくあの対応だと、配達員への評価は高くないと思います。私自身が配達員ですから、どんな人に配達してもらっても無条件で5つ星の全高評価を付けますが、一般の方だと少なくとも特に高い評価にはならないと思います。
ともかく、結局、ちゃんと配達してもらえればいいだけですので、それができているのですから100点満点であり、なんの問題もありません。

ただ、疑問に思ったのが、なぜそのような消極的な態度で配達員をやっているのかということでした。UberEatsの配達員なんて、いつでも好きな時にできる仕事ですから、やる、やらないは自由です。自らの選択でやっているのですから、やる気のない態度にはならないはずです。

そうすると、やっぱり嫌々でもやらざるを得ない理由があるということでしょうか。やりたくないことを単に金を稼ぐという目的だけのためにやっているとしたら、そういう態度になるのかもしれません。
一般的な勤務しなければならない仕事なら分かりますが、UberEatsでもそのような形でされている人がいるというのが新鮮でした。あるいはコミュニケーションに苦手なところがある方なのかもしれません。

住所アシスタントのマーカーまわりを少し改良しました。

先日Ver.1.016で住所アシスタントに地図を追加しましたが、その地図を少し改良して、Ver.1.017を作成しました。
地図の上に複数のマーカーが表示される際に、重なっていると見えなくなるマーカーがあるため、マーカーを半透明にし、さらに回転させました。
マーカーをタップすると、そのマーカーのすぐ上に住所テキストが情報ウィンドウとして表示されます。その情報ウィンドウをタップまたはロングタップした際にナビを開始できるようにしました。この動作は、ナビボタンをタップまたはロングタップした時の設定に従います。

2019年10月8日火曜日

配達員支援アプリ 最初の使い方

コンパニオンはUberEatsの配達を支援する配達員のためのAndroidアプリです。配達員の相棒として、配達員をサポートするために作成されました。コンパニオンをうまく使うことで、配達をよりスピーディーで便利にすることができます。
代表的な機能としては以下のようなことができます。
・ナビのために地図アプリへ配達先住所情報を転送できます。
・レストランからの連絡事項や、お客様からのメモがあるとき、音声通知機能でうっかりを防止します。
・現金払いの時、おつりを計算できます。
・2台目のスマホに住所転送してナビ専用端末として使えます。

それでは、はじめての方向けにコンパニオンの使い方をざっと説明します。

1.Playストアでコンパニオンをダウンロードしてインストール

コンパニオンを使うにはスマホでPlayストアに行きインストールします。

2.起動時の初回設定

コンパニオンを初回起動すると、オーバーレイの許可、ユーザー補助の設定、位置情報の許可、Googleアカウントの設定を行います。これらを設定、許可してください。何度かコンパニオンアプリを起動しなおす必要がありますが、最初の一回行えば、以降、これらの設定は表示されません。

3.配達支援サービスを開始する

コンパニオンが起動するとトップページが表示されます。
「配達支援サービス」のスイッチをタップしてオンにしてください。
するとコンパニオンの透過した緑色のオーバーレイが表示されます。

4.オーバーレイの基本的な操作

オーバーレイは左上の「コンパニオン」と書かれた部分をタップすると小さくなります。もう一度タップするともとに戻ります。
「コンパニオン」と書かれた部分をタップしたままに(ロングタップ)して、指を動かすと、オーバーレイを移動できます。

「コンパニオン」と書かれた部分の右にはアイコンボタンが5つ並んでいます。
これらは、左から情報ウィンドウ、コンパニオン、公式配達アプリ、Googleマップ、住所アシスタントを表しています。
この中で、コンパニオンボタン、公式配達アプリボタン、Googleマップボタンをそれぞれタップすると、該当するアプリを起動、表示します。
一番左の情報ウィンドウボタンは、情報ウィンドウの表示オン/オフを行います。オーバーレイの情報ウィンドウ部分が表示されたり、消えたりします。この段階では情報ウィンドウにはまだ何も表示されていませんが、配達を開始すると、状況に応じた情報が表示されます。
住所アシスタントボタンは、住所アシスタントウィンドウをオン/オフします。住所アシスタントについては次で説明します。

5.住所アシスタントを使ってみる

オーバーレイの住所アシスタントボタンをタップして、住所アシスタントを表示してください。
文字が入力できる部分がありますので、タップして、どこか近所の住所かランドマークを入力してみてください。
左のナビボタンが黄→青または、黄→赤の順に変化します。赤色になった場合は、該当する地点が見つからないか、遠すぎます。右にあるクリアボタン(×の下のゴミ箱のアイコン)をタップしていったん入力した住所を消して、他の近辺の住所や駅名等を入力しなおしてみてください。

もしも、コンパニオンアプリが現在地情報を取得できている場合は、ナビボタンが回転し、入力した住所の地点への方位と、距離を表示します。現在地情報を取得できていない場合は、ナビボタンが青色に変わるだけです。どちらの状態でも正常です。

ナビボタンが青色または赤色になるまでに黄色になっていますが、それは住所テキストから地点を検索中という意味です。

ナビボタンをタップすると、Googleマップが起動して、ナビを開始します。
ナビボタンをロングタップすると、Googleマップが起動して住所の検索が行われますが、まだナビは開始しません。

地図ボタンをタップすると、地図が表示されます。検索した住所の地点には紫色のマーカーが表示されています。現在地情報が取得できている場合、現在地には緑色のマーカーが立っています。

紫色のマーカーをタップすると、マーカーの上に住所が表示されます。この住所部分をタップしたり、ロングタップすることでも、Googleマップを起動できます。

実際の配達業務中には、自身で住所を入力するのではなく、公式配達アプリから取得した住所がずらずらと表示されます。それらの行も上で行った編集行と同じように、それぞれの住所にもとづいた地点へ向かうナビを開始することができます。
実際の表示

リストボタンは住所のリストを表示/非表示します。と言っても、今はリストには編集行の1行しか表示されていません。実際の配達業務中はリストが数行表示されるため、それらが画面スペースをとって邪魔な時に、非表示にすることができます。
緯度経度ボタンは、ナビボタンをタップした際、Googleマップに住所テキストに代えて、緯度経度の数字テキストを送ります。
「東京スカイツリー」という文字列の代わりに「35.7100627,139.810700400000003」というような文字列を使うということです。
これは、コンパニオン上では住所検索できるのに、Googleマップでは住所テキストで検索にヒットしない場合や、Googleマップ以外の地図アプリで住所データベースが充実していない場合に活用できます。

ナビのために使う地図アプリは、Googleマップだけでなく、Yahoo!MAP等を使うこともできます。使う地図アプリはコンパニオンのメイン画面にある設定から変更できます。

6.おつり計算機

現金払いの時、コンパニオンは自動的におつり計算機を表示します。
おつり計算機には、代表的なおつりの額が自動で計算されて表示されますが、想定していない金額が支払われた場合には、テンキーで入力することもできます。
例えば、請求額が1,804円だったとして、2,000円が支払われた時のおつりは初めから表示されていますが、お客様が2,005円を出された場合、テンキーで2005とタップすれば、おつりの金額201円が表示されます。

おつりの金額なら暗算できると思いますが、人間はミスを犯すものですので、ダブルチェックの意味で、おつり計算機も活用してみてください。

以上で、基本的な使い方の説明は終わりです。あとは実際の配達で使ってみて慣れてください。
以下には、さらに高度に使い込む方法をご紹介します。



7.住所を編集する

公式配達アプリから取得したテキストは、そのままでは地図アプリでの検索に適していない場合があります。例えば、「ライオンマンション302号」のようにマンション名に部屋番号付いている場合は、地図アプリで検索にヒットしない可能性があります。
そのような場合、表示されている取得テキスト部分をタップすれば編集行に追加入力されます。そして編集行で、部分削除する等、加工してから地図アプリに送ることができます。

8.メニューを使う

ナビボタンをタップまたはロングタップすれば、住所情報を送って地図アプリを起動することができます。しかし、割り当てできるのは、タップとロングタップの2種類のみです。
配達先の正確な位置が分からず、いろいろな方法で検索したいということがあったとします。
まず、Googleマップで検索したが、該当配達先がヒットせず、次にYahoo!MAPで検索する。それもヒットしなかったので「ゼンリンいつもナビ」で検索してみる。それでもダメだったのでChrome等のウェブブラウザで検索してみる。と、いうことをしたい場合、Googleマップ、Yahoo!MAP、ゼンリンいつもナビ、ウェブ検索の4通りの検索が必要です。
このような場合、クリップボードに送る機能を使って、クリップボード経由でそれぞれのアプリに貼り付ける方法がありますが、ナビボタンをタップまたはロングタップした際にメニューを出して、そのメニューの中から選択するように設定することもできます。
メニューを作るには、設定にある「ナビボタンタップ時の検索アプリ」または「ナビボタンロングタップ時の検索アプリ」の中にある「メニューから選ぶ」を選択します。すると「ナビボタンタップ時のメニュー構成」または「ナビボタンロングタップ時のメニュー構成」を設定することができるようになりますので、そこで、メニューに表示する項目を選択します。
設定した後は、住所アシスタントで思った通りに機能するか確認してください。

9.他のスマホにナビを転送する

自転車やバイクを運転中にナビを使うにあたって、前方不注意になるようなスマホの見方は危険です。そこで、ハンドルにスマホホルダーを付けることになりますが、そうすると、レストランや配達先に到着するたびに、スマホの取り付け、取り外しにいちいち手間がかかります。
スマホ1台では、ナビと公式配達アプリを同時に見比べて使うということをしたい場合にも不便です。
スマホ2台体制にすることで、そうした点を改善することができます。昔使っていた古いスマホがあれば、ナビ専用端末として再利用してはいかがでしょうか。
コンパニオンは、ナビボタンをタップした際に住所情報をそのスマホの地図アプリに送りますが、他の端末の地図アプリに送ることもできます。
コンパニオンはその方法を2種類用意しており、上記8でご紹介したメニューも活用して、両方使える体制にしておくのがベストです。

1つ目の方法がBluetoothを使う方法です。2つのスマホ両方がBluetoothに対応している必要があります。
2つのスマホをあらかじめペアリングしておきます。その操作方法はスマホによって異なります。
コンパニオンを両方のスマホにインストールし、片方のスマホの設定にある「Bluetoothから接続待ち」をオンにします。もう片方のスマホの「Bluetoothで接続」をオンにし、「接続先」の中からペアリングした接続先のスマホを選択します。(ペアリングはあらかじめ行っておく必要があります。)
そして、「配達支援サービス」をオンにすると、即座に2台のスマホがBluetoothでつながります。
公式配達アプリを使う側のスマホで、コンパニオンの設定にある「ナビボタンタップ時の端末」または「ナビボタンロングタップ時の端末」の中から「Bluetooth経由で他端末へ転送」を選択します。
設定が完了しましたので、住所アシスタントの編集行に適当な住所を入力して、ナビボタンをタップまたはロングタップして、もう一方のスマホで地図アプリが起動するか確認してください。

2つ目の方法はサーバーを経由する方法です。街中では様々な電波が飛び交っており、Bluetoothが途切れることがあります。そうした場合であっても、コンパニオン用に用意されたインターネット上のサーバーを経由することでそれを回避できます。しかし、この方法はBluetoothと異なり、受信側端末側での操作を要するため、使い勝手が劣ります。そのため、主にBluetooth経由で転送する方法を使い、それが使えない場合に備えてサーバー経由でもできるよう設定しておくのがいいのではないかと思います。

2台のスマホ両方にコンパニオンをインストールして、初回起動時に両方とも同じGoogleアカウントを設定してください。コンパニオンのGoogleアカウントを再設定したい場合には、コンパニオンをアンインストールして、インストールしなおしてください。

ナビを使う側のスマホの設定から「ナビ受信アイコン」をオンにします。そうするとオーバーレイにナビ受信アイコンが表示されます。

公式配達アプリを使う側のスマホのコンパニオンの設定にある「ナビボタンタップ時の端末」または「ナビボタンロングタップ時の端末」の中から「サーバー経由で他端末へ転送」を選択します。

以上で設定が完了しましたので、住所アシスタントの編集行に適当な住所を入力して、ナビボタンをタップまたはロングタップしてください。そして、もう一方のスマホのナビ受信アイコンをタップして地図アプリが起動するか確認してください。

上記の方法のまま設定すると、Bluetooth経由かサーバー経由のどちらかしか使えませんから、8で解説したメニューを応用して両方が使えるようにしておいてもいいと思います。
ナビを他のスマホへ転送した際になにかフィートバックがある方が分かりやすいため、「他端末へナビ送信完了時のサウンド」も設定しておくと良いと思います。


※この記事は、2019年10月08日現在のコンパニオンVer1.017に基づいて記載しています。その後の更新で使い方が変わっている可能性がありますのでご注意ください。

2019年10月7日月曜日

緯度経度転送や地図で配達先確認をできるようにしました

コンパニオンをVer1.016にバージョンアップしました。

まず、住所アシスタントについてですが、ナビボタンタップで、GoogleマップやYahoo!MAP等の地図アプリに住所テキストを送っていましたが、それに加えて、緯度経度を送ることができるようにしました。例えば、「東京スカイツリー」という住所テキストの代わりに「35.7100627,139.810700400000003」のような緯度経度の座標を表すテキストを使います。
住所アシスタントの地球儀のようなアイコンをタップして緑色にしておくと、ナビボタンをタップした際に住所テキストの代わりに緯度経度を地図アプリに送ります。これによって、住所情報のデータベースが充実していない地図アプリであっても、ナビとして使うことができるようになります。住所アシスタントでは、検索できても、なぜかGoogleマップでは検索できない住所テキストの場合にも活用できます。
この機能は、ナビボタンが青色になって、住所テキストからの検索により緯度経度が判明している場合のみ機能します。緯度経度が判明していない場合は、住所テキストを送ります。

住所アシスタントに地図を追加しました。
住所アシスタントに追加した地図アイコンをタップすることで、住所アシスタント内に地図を表示できます。もう一回タップすると地図を消せます。地図の縦方向の大きさは、設定にある「住所アシスタントの地図のサイズ」で変更できます。
現在地(取得できている場合)を緑色のマーカーで表示し、住所アシスタントのリストの各項目の位置を青色のマーカーで表示します。リストの一番下の行は自由に編集して住所入力することができますが、そこに入力した住所の位置は紫色のマーカーで表示します。
これまで、リストに表示された住所の位置はナビボタンの回転方向とその右横に距離を示して、おおよその位置を推測することができました。それに加えて、地図でビジュアル的に位置を知ることができます。
配達員アプリの地図と、コンパニオンの地図を並べて比較して配達先の位置特定を検討する際に、住所のリストが表示されていると画面スペースをとるため、住所リストを非表示にするアイコンボタンも用意しました。
ただし現状では問題が残っていまして、私のスマホだけかもしれませんが、地図を使っていると、地図の表示が極端に遅くなることがあります。スワイプでスクロールする時もカクカクとなって使い物にならなくなります。原因が判明していないので今のところ対策できていませんが、そのようになった場合は、コンパニオンアプリを起動しなおすしかありません。しかし、コンパニオンアプリを起動しなおすと、配達状態を保持しているメモリ上のデータも初期化されてしまいます(ドロップ中に起動しなおすとピックの時の情報が失われます)。

その他、現金支払いの配達を完了した時に、使い終わったおつりウィンドウを自動で閉じるように変更したり、細かい修正や調整をしています。

2019年8月30日金曜日

履歴ページに統計情報を追加しました 配達の多いレストラン等を確認できます。

ウバーコンパニオンの履歴ページに統計を表示する機能を追加しました。
履歴ページは、ウバーコンパニオンを起動して最初に表示される画面で、左にスワイプすると表示することができます。

今回追加した統計機能では、指定した期間内の配達件数、現金払いに関するデータ、月ごとの配達件数、配達の多いレストランを表示できます。一部の情報はグラフにして表示します。
ウバーコンパニオンが取得できた情報から表示していますので、取りこぼしの可能性もあり、必ずしも正確ではありませんが、だいたいの統計データとして参考にすることはできると思います。
注意する点としては、あくまで指定した期間内のデータであるということです。例えば期間を10月20日からはじめたとしたら、月ごとの配達件数としては最初の10月分は、20日以降の配達しか集計されません。

2019年8月19日月曜日

住所アシスタントの編集テキストから部屋番号を削除する機能を追加

UberEats配達員の配達業務を支援するAndroidアプリであるウバーコンパニオンでは、公式アプリであるUber Driverアプリから取得した住所テキストを用いてGoogle MapやYahoo!地図で検索し、ナビに活用することができます。
Uber Driverアプリから取得した住所テキストには、マンション名に部屋番号が付加されていることがあります。例えば「メロンマンション501号室」のようにマンション名の後ろに部屋番号が追加されているようなケースです。マンション名に対して余計な文字列(部屋番号)がくっついているため、そのままのテキストでは地図アプリでの検索でヒットしないことがあります。
ウバーコンパニオンの住所アシスタント機能では、そのような場合に備え、住所テキストを編集できるようになっています。
Ver.1.014では、それに加えて、ワンタップで部屋番号だけを取り除く機能を追加しました。Uber Driverアプリから取得した住所テキストをタップして、編集行にコピーした後、出現する部屋番号を削除するボタンをタップするだけで、部屋番号を取り除いたテキストに編集できます。
編集行に入力されている住所テキストに部屋番号がない場合は、その部屋番号削除ボタンは表示されません。
部屋番号が存在するかは、以下の方法で判断しています。
・数字、アルファベット、ハイフンで構成されている。
・住所テキストの末尾。
・末尾に「号」「室」「階」で構成される文字列があるか、または、ない。
・長い文字列を際限なく誤検出しないように5文字以内までを部屋番号とする。
上記の条件が一致すれば部屋番号と認識するため、部屋番号でないものを部屋番号として誤検出することもありますが、そのような時は人間の判断で回避してください。

配達員支援Androidアプリの住所アシスタントの方位と位置表示を一定時間間隔で更新するようにしました

Ver.1.012で、住所アシスタントでの住所事前検索機能を追加しました。Uber Driverアプリから取得した住所テキストを用いて地図アプリでの検索可能性を事前に知ることができる他、方位や距離を表示します。その方位や距離は、最初に表示した時の状態を表示したままにしていましたが、配達途中で再確認したい可能性もあることから、最初に表示した後も、一定時間間隔で(10秒おきに)更新するようにしました。Ver.1.013にて実装しています。
住所の位置は検索済ですので、現在地からの距離と方位のみの再計算となりますので、端末への負荷は限定的だと思います。

2019年8月14日水曜日

配達員支援アプリの住所アシスタントに事前住所検索を追加しました

UberEats配達員支援アプリ「ウバーコンパニオン」をバージョンアップ(Ver.1.012)しました。
今回は、住所アシスタントに新たな機能を追加しました。
ウバーコンパニオンは、レストランへピックに行く時や、お客様のところへ配達に行く際に、UberDriverアプリの住所情報を読み取ります。そして、その住所情報をキーワードとしてGoogleマップやYahoo!カーナビといった地図アプリで検索して、ナビを開始することができます。そのキーワードとなる住所のテキストが有効なものであるかは、実際に地図アプリで検索してみるまでは分かりませんでした。
地図アプリを起動することなく、住所の妥当性検査をすれば、それがもっと便利になるだろうというアイディアは以前から持っており、実現方法の検討をしていましたが、解決策が見つかっていませんでした。しかし、今回、その方法を発見しましたので、ウバーコンパニオンに実装することができました。

UberDriverアプリから住所情報を取得し、住所アシスタントを表示すると、その住所のテキストをキーワードとして、自動的に検索が行われます。
検索が終わると、ナビボタンが青色に変化し、さらにスマホの現在位置を取得できる場合には、現在位置から該当住所の地点への方位をナビボタンの角度で示し、直線距離をナビボタンの横に表示します。
現在位置が取得できない場合には、ナビボタンが青色に変化するだけで、方位と距離は表示されません(方位は北向きのままです)。


ナビボタンが青色に変化した場合は、住所の位置情報を正常に取得できたことを示すのですが、これが赤色に変わった場合には、住所テキストによる検索結果が得られなかったか、距離が30km以上離れていることを示します。
黄色の場合は、住所を検索中であることを表します。

つまり、ナビボタンが青色に変化した場合は、地図アプリで検索するためのキーワードとして使える可能性が高く、加えて方位や距離も分かれば、UberDriverアプリの地図に表示されたピン位置との関係と見比べてみて、キーワードの妥当性を推測することができます。

ただし、青色になったとしても、マンション名に部屋番号が付いているような場合。例えば「キリンマンション306号室」というようになっている場合、実際の地図アプリでの検索では部屋番号「306号室」部分を削除して「キリンマンション」と編集して検索しなければヒットしないことがあるようです。

住所アシスタントでは最下行に編集行があります。こちらになにか入力した場合には、入力後2秒経過すると、他の住所項目と同様に住所の妥当性検査を行います。

今回追加した、この機能を使いたくない場合には、設定にある「事前住所検索」をオフにしてください。

UberEats配達支援アプリ ウバーコンパニオンはこちらからダウンロードできます。

ウバーコンパニオンに配達記録を検索できるページを追加

先日久しぶりにUberEats配達員支援アプリのウバーコンパニオンをバージョンアップ(Ver.1.011)しました。

ウバーコンパニオンは、配達の一部の情報を記録しています。その記録を参照する機能を設けました。
ウバーコンパニオンを起動して、表示される「Top」画面を左にスワイプすると、「History」ページが表示されます。

参照したい記録の日付範囲を指定して「検索」をタップすると、地図と一覧で配達記録を表示します。
地図には、鳴って配達を受けた時の位置(Assigned)を青色のピンで、レストランでピックして配達を開始した時の位置(Pick)を赤色のピンで、配達を完了した位置(Drop)を緑色のピンで表示します。

地図にはヒートマップを表示することもできます。A、P、Dのチェックボックスは、Assigned、Pick、Dropの頭文字です。例えばPのチェックボックスのみをオンにして、ヒートマップを見ると、注文の多いレストランの傾向を知ることができます。

地図の下には記録の一覧を表示します。配達を完了した時の日付と時刻、レストラン名を表示します。時刻の横に、A、P、Dの記号が表示されている場合は、それぞれの位置情報が取得できていることを表し、地図にその位置がピンで表示されています。なんらかの理由で位置情報が取得できていない場合は、その時の記号は表示されません。
一覧の最下行には、検索した日付範囲にある記録の全件数を表示しています。一回の検索では10件ずつしか取得しませんので、続きの記録を取得したいときは「もっと検索」をタップしてください。
一覧のいずれかの行をタップすると、その行が選択状態になり、それに該当する地図のピンの角度が立った状態になります。もう一回同じ行をタップすると、そのピンの位置へ地図を移動してズームします。

ウバーコンパニオンはUberDriverアプリで配達中に情報を記録していますので、ウバーコンパニオンを使って配達をしていない場合には、配達記録は保存されません。また、アプリが落ちたりして、記録できていないこともあります。
ウバーコンパニオンの配達記録は完全なものとしてではなく、統計的な情報として参考程度にご活用ください。

UberEats配達支援アプリ ウバーコンパニオンはこちらからダウンロードできます。

2019年6月29日土曜日

配達パートナーを始める前に知っておきたい配達用アプリの使い方 最新版

UberEats(ウーバーイーツ)という、食べ物のデリバリーサービスがありますが、その配達をする配達パートナーには誰でもなることができます。試験や面接もなく、必要な書類や条件がそろってさえいれば誰でもなることができます。自転車かバイクが必要ですが、持っていなくてもレンタルではじめることもできます。
パートナーセンターに連絡して予約をとって訪れると、基本的な説明を受けた後、配達用のバッグを受け取れば、もうすぐにスタートすることができます。

パートナーセンターに行ったとき、配達員用のアプリ「Uber Driver」をインストールして、初期設定を行うと思います。そのアプリを使って実際に配達業務を行うのは、最初の一回目からぶっつけ本番で一人きりでやらなければなりません。パートナーセンターで概要の説明はしてもらえるものの、一度にすべてのことを覚えることはできませんし、実際にやってみなければ分からないこともあります。
ここでは、配達員用のアプリを実際にどのようにして使って配達することになるのかを、詳細に説明したいと思います。事前にどのようになるのか流れをざっと理解しておくことをお勧めします。

1.配達用アプリをPlayストアからダウンロードする

Androidの場合は、Playストアから配達員用のアプリをダウンロードします。名前は「Uber Driver - ドライバー用」です。
これは、注文用のアプリではなく、配達用のアプリですのでお間違いないようにしてください。一見、Uberが海外でサービスしているタクシーサービス用に見えますが、これが食べ物を配達する配達員用のアプリとなります。iPhoneでも同じようなものだと思います。
パートナーセンターに行く前にあらかじめダウンロードして、用意しておくことをお勧めします。

2.ログイン

ログインは初めに行えば、それ以降は、アプリを起動すればログイン状態からはじまるので、あまりすることはありません。
しかし、なにかのひょうしにログアウトされてしまうことがありますので、いつでもログインできるようにパスワードは覚えておいてください。配達中にログインできなくなると困ったことになりますので。

3.「出発」をタップして配達業務を開始する

配達員用のアプリを起動してログインしても、まだ配達業務は始まりません。
「出発」をタップすることで、配達業務を行うことができます。
「出発」をタップした瞬間に、すぐにでも配達業務が飛んでくる可能性がありますので、最初は少し緊張します。
「出発」をタップするのは、いつでも行ける準備ができてからにしてください。とは言っても、慌てる必要はありませんので、バイクであればエンジンを切ってのんびりとしていましょう。
オンライン状態になると「オンラインです」「乗車を探しています」の表示に切り替わります。「乗車を探しています」というのはおかしな表現ですが、もともとがタクシー配車アプリなので、そのような表現になっているのだと思われます。

それと、現金払いを受け付けるのであれば、おつりの用意も忘れないようにしてください。

お客様からレストランに注文が入り、そのレストラン周辺にいる配達員の誰かに、Uberのシステムによって自動的に配達業務が割り振られます。したがって、レストランが多い地域に移動して待っているといいと思います。

4.鳴るのを待つ

「出発」をタップしてから、早ければ数秒で配達業務が割り当てられる可能性があります。注文が多い地域で待機していれば、遅くても1時間以内には注文が入るのではないかと思います。
その時は、突然やってきます。音が鳴って、画面にはレストランまでの移動にかかる予想分数等が表示されます。
かばんのアイコンの周りの白い線が、減っていきますので、1分以内に配達業務を受けるか、拒否するかを選んでください。受けるときはかばんアイコンの部分をタップしてください。1分経過して選ばなかった場合は、拒否したことになります。仮に拒否しても問題はありません。配達業務を受けるかどうかはあなた次第です。拒否しても待っていれば、また次の依頼がやってきます。
レストランまでの予想分数は目安です。通常はそれ以上かかります。だいたい1.5~2倍くらいの時間かかると思っておいた方がいいです。
ちなみに、配達員の間では、この配達業務が入ることを「鳴る」と呼んでいるようです。

5.レストランに行く

配達員アプリの地図上にレストランの位置のピンが緑色または黒色で表示されます。
ピンが表示されていない場合は、地図の表示範囲外にあるかもしれませんので、地図をズームアウトしてください。
また、アプリのバグによってピンがうまく表示されていないことがあります。その場合には、アプリを終了して再度起動しなおすと表示されることがあります。それでもピンの位置が表示されなかったり、あるいは、アプリを再起動したくない事情がある場合は、レストランの名前や住所から、Googleマップで検索して探してもいいでしょう。

レストランからの注意事項が書かれていることがあります。レストランの場所、レストランへの入り方、ピックアップの仕方などが書かれていることがあります。
例えば、モールやデパート内にあるレストランの場合、業者用の裏口から入るように指示があったりしますし、配達員用のバッグを店内に持ち込んでほしくないという要望もあったりします。
レストランからの注意事項は、見落としがちなので注意してください。

レストランからの注意事項の実例
・店舗右側は近隣住民の駐車場入口の為、自転車バイクは止めないでください。
・店内のお客様に配慮しピックアップをお願い致します。
・商品の受け渡しは店前でするので外で待機してください。
・配達用バッグは店内に持ち込まないようお願いします。
・表から入っていただきレジで対応しますので、お声かけください。Uber Eatsと名乗っていただくようにお願いします。
・店内の「商品お渡し口」に来てください。
・受け取りは正面入り口ではなく、脇道に入ったところにある裏口から受け取って下さい。
・温かいものと冷たいものは分けて運んでください。
・バックのファスナーを必ず閉めてください。
・汁物、崩れやすいものですので気をつけて運んで下さい。
・寿司なので商品を傾けずに配達してもらいたい。
・当店の料理は一人で調理するため、常に15分以上かかります、場合によって30分以上かかることもあります。
・2件の同時ピックアップはご遠慮ください。

レストランの場所を特定したら、そこへ行くルートを検討して、移動を開始します。バイクの場合は一方通行にも注意してルートを決めてください。急ぐために交通ルールを無視するということは絶対にしないでください。また、慌てる必要はありませんので、事故を起こさず、交通マナーにも気を付けてください。

レストランの場所が分からないときは、右上の受話器アイコンをタップしてレストランに電話することができます。UberEatsのパートナーであることを伝えて、場所が分からない旨伝えてください。電話でのやり取りになりますから、レストランの店員さんと会話でコミュニケーションをとることになります。落ち着いて、今いる場所や、周囲に見える誰でも分かるような情報を伝えましょう。

たまにレストランのピンの位置がずれていることがありますので、注意してください。

レストランの場所がどうしても分からない場合や、なんらかの事情で行けなくなった場合は、キャンセルしてください。キャンセルするには画面下の赤色のアイコンをタップします。
まだ食べ物は受け取っていませんから、この段階でのキャンセルであれば大きな問題はありません。キャンセルされた配達業務は他の配達員へ回るだけですので心配いりません。ただし、キャンセルするまでに、ある程度の時間が経過していますので、その分お客様への配達が遅れることになります。できれば避けた方がいいということは留意しておいてください。あまりにもキャンセルしすぎるとUberから警告が来ることがあります。
レストランに到着したら、入口に丸い緑色のUberEatsのステッカーが貼ってあることがありますので目印にしてください。

6.レストランでピックアップする

レストランに到着した時、入る前に、あらためてレストランからの注意事項を読み返して確認しておきましょう。
店内の緑のUberEatsのステッカーが貼ってある場所が受け取り場所です。マクドナルド等はカウンターに貼ってあったりします。貼ってないこともあります。
店員さんに聞こえる程度の大きさで「ウーバーイーツでーす」と声をかけてください。小さいと聞こえませんし、大きすぎると店内の他のお客様のことや店内の雰囲気への影響を気にされるレストランもあります。

配達員アプリに「配達番号」というアルファベットと数字で構成された5桁のコードが表示されています。
この配達番号は「7DA3B」

受け取る時に必ず配達番号を伝えて確認してください。それで他の配達員のものと取り違えることを防ぎます。その時、レストランに1件しか注文がなかったとしたら、店員さんからすれば、わざわざ確認せずとも分かり切った注文なので、配達番号の確認を省略されるかもしれません。配達員としては勘違いして違うレストランに取りにきていることを防ぐ意味もありますので、配達番号は必ず確認してください。

受け取った食べ物は、温かいものと冷たいものを、温度が移らないように仕切って配達バッグに入れてください。例えば、温かいものとはハンバーガーやスープ、冷たいものはサラダやドリンクがあります。
食べ物が配達バッグの中でひっくり返らないように、隙間を埋めるための梱包材やタオルを用意しておくといいと思います。
食べ物を保温するために、配達バッグのファスナーは必ず閉めるようにしてください。
背負うときは、水平を維持してゆっくりと行ってください。

7.配達を開始する

食べ物を受け取ったら、自転車かバイクのところまで移動して、配達先のチェックボックスをタップし、「配達を開始する」を右にスライドします。
この時、レストランを評価することができます。特に問題なければ、Goodをタップしておけばいいと思います。

画面は地図に切り替わり、配達先が赤か黒のピンで示されます。
ここでもピンが正常に表示されないことがありますので、その場合は、アプリを再起動してください。
正確には、赤色のピンの時は、ピンの下の尖った位置、黒色の場合は、ピンの中心の四角形の穴のあたりが、配達先の位置となります。
ピンの位置が配達先であるはずなのですが、しばしば、ピンの位置がずれていたり、場合によってはピンの位置とはまったく異なる配達先であることがあります。ピンの位置を100%信用しないようにしてください。

画面下の白い帯部分をタップして、お客様が入力した情報を確認してください。
お客様のメモや、お客様が入力した住所、マンション名、部屋番号等が書かれています。この住所情報と地図上でピンの立っている位置が概ね合っているか、マンションであれば、ピンの位置に本当にその建物が存在するかを確認してください。とはいっても、地図をズームしてもマンション名が出てこないことがありますので、それらしき建物があるかを確認します。この段階で正確な建物を特定できなかった場合は、実際にピンの付近まで行ってから周辺を探すことになります。
住所入力の不備によって、ピンがあきらかに見当違いの場所にあったりして、場所がまったく分からない場合や、あやしいと思った時には、お客様に電話かメッセージで連絡することができます。スピードを考えると基本的にはメッセージより電話をするのがいいと思います。

マンションの場合、部屋番号が記載されていないことがあります。その場合、マンションまで行ってから、お客様に電話をして確認してください。それで部屋番号を教えていただけることもありますし、セキュリティ上の理由からマンションの下まで取りに来られることもあります。

「お客様のメモ」として、玄関前まで配達するのか、外で受け取るのかが記載されています。また、配達場所を特定するヒントや、配達員への要望が書かれていることがあります。見落としやすいので注意してください。

8.配達先へ向かう

配達先へは交通ルール、交通マナーを守り、安全運転を厳守してください。温かかったり冷たかったりする食べものを運んでいますので、なるべく速やかに配達したいところですが、けっして慌てないことを肝に銘じてください。道路には様々な人が行きかっていますので、それらをどうしても邪魔に感じてしまいます。しかし、落ち着いて冷静に行動することを忘れないでください。他の交通による挑発があっても動じず、競争もせず、ただ配達することだけに集中してください。

急加速、急ブレーキは緊急回避以外では行わないでください。そもそも緊急回避が必要になるような運転はしないでください。急な操作によって、液体のものは漏れる可能性がありますし、固形物であっても容器の片方に寄ってしまいます。配達バッグは水平を維持することを心がけてください。背負っているものですので、自分では見えませんから、ときどきビルのガラスに映る姿等で確認するとよいでしょう。

配達先へ向かう様子は、お客様のアプリ上にリアルタイムに表示されていて見られていますのでプレッシャーに感じるかもしれません。しかし、道を間違えても絶対に慌てないで、交通ルールにのっとった方法で、正規のルートに復帰してください。

配達先はピンの位置とは限らず、ピンの周辺や道路を挟んだ向かいも含めた可能性を考えておいてください。最終的に配達先が分からない場合には、お客様に電話をかけてください。
場所を聞くためだったり、インターフォンに応答がない等の理由で、お客様に電話をかけて、3回ほど応答がない場合には、メッセージを送って、10分タイマーを発動し、待機してください。その間も、何度か電話をかけたり、周囲を探すなど、お客様とコンタクトをとる努力をしてください。

配達業務をキャンセルすることも可能ではありますが、食べ物を持った段階でのキャンセルは、よほどのことがない限り行わないでください。そのようなことを繰り返すと、場合によっては今後UberEatsの配達業務を断られることになります。

9.お客様に渡す

お客様のもとへ着いたら、UberEatsであることを伝えて、食べ物を渡します。配達バッグから取り出す際に、食べ物を落としたりしないように注意して、お客様にひとつずつ渡してください。
お客様が外で受け取られる場合には、勘違いや取り違いが起こらないように本人の確認をしてください。
クレジットカード払いの場合には、ただ渡すだけです。ハンコやサインをもらう必要もありません。
現金払いの場合は、お客様が代金を手に持って用意されていることもありますので、まず、お客様の手を空けるためにも、代金の支払いを完了してから、食べ物をお渡しするといいと思います。
現金払いの時は、この画面をお客様に見せる。

10.終わる

お客様に食べ物を渡し終えたら、配達業務は完了です。「配達済み」を右へスライドさせてください。
しばらくすると、また、他の配達業務が舞い込んできます。もう配達業務を終わりにしたいときには、「オフラインにする」をタップしてください。


その他、2件分の配達を一度に行うダブルや、配達中に次の配達業務がストックするようなこともあります。
それから、配達先の場所が分からないという事案が、どうしてもある程度の割合で発生します。そういう時、特に要領の分かっていない初期の頃には苦労すると思います。そうしたことに手間取ることがあるのは覚悟しておいてください。
また、欠品や破損等、イレギュラー時の対応が起こることも、想定しておいた方がいいですし、モバイルバッテリーや雨具等といった装備も用意した方がいいと思います。

このブログにも、その他いろいろ記載していますので、よろしければご覧ください。

2019年6月27日木曜日

配達するとCoke ONで自動販売機からドリンクを無料提供

7月と8月(7/1~8/31)の間、UberEatsの配達員向けにCoke ONと提携してドリンクのサービスが行われるようです。

期間中の一日に一度でも配達を行うと、その日分のチケットがメールで発行されて、Coke ON対応の自動販売機から、アクエリアスか、いろはす天然水が無料で入手できるようです。水分補給が必要な夏場向けのありがたいサービスです。
実際のところ、これによって、Uberとしては過酷な炎天下に配達員の稼働を増やすためのインセンティブになりますし、コカ・コーラ社としてはCoke ONアプリの利用を促進することができます。うまいように利用されている感がないこともないですが、暑い季節の配達業務に水分補給が必要なことは確実ですので、利用できる場合には利用した方がお得だと思います。

そのCoke ONアプリはGoogle Playにてダウンロードできます。

Coke ON対応自販機の設置場所はCoke ONアプリ内で検索することができます。

自動販売機は案外身近なところにありました。まだ6月ですのでUberEatsのチケットは、まだ始まっていませんが、普通に使ってみました。Coke ONアプリと自販機がBluetoothでなにやらやり取りしているようです。

2019年6月24日月曜日

配達員がレストランにピックに行く時、お客様から見られている?

今まではスマホでUberEatsの注文をしていたのですが、パソコンからだとどのようになるのか見てみたくて、パソコンから注文してみました。

スマホアプリから注文すると、地図が表されて、配達先とレストランの位置、それから配達員のアイコンが表示されます。
配達員がレストランでピックすると、配達員を示す自転車やバイクのアイコンが表示されて、配達先に近づいてくるのがリアルタイムで見れます。これが配達員にとってちょっとプレッシャーに感じるところですが、お客様にとってはおもしろいのではないかと思います。

パソコンで注文した場合には、どうなるのかと思っていたのですが、ちゃんとウェブブラウザが地図に切り替わり、同じように表示されました。
そのとき、気がついたのですが、配達員がレストランにピックに行く様子も表示されていました。スマホアプリでは、配達員がレストランでピックした後に、はじめて配達員のアイコンが表示されるのですが、パソコンでは、配達員がレストランに向かう段階から表示されるようです。
今まで、配達員としてレストランにピックに行くときは、お客様が見ていないと思って気楽に考えていたのですが、まさか見えていたとは思いませんでした。
ひょっとしたら、ピックに行く配達員が見えるのは、パソコンから注文したからというわけではなく、なにか条件があるのかもしれません。


ちなみに、それはダブルの2件目だったのですが、1件目の配達が終わってから、2件目に動き始めるスタートダッシュに少し時間がかかっていました。届け先の住所を確認していたのだと思うのですが、私の自宅は難しいところではないはずですし、なにか他の作業があったのかもしれません。
そういえば、配達員の評価が表示されていなかったので、まだ新人だった可能性もあります。自転車の配達員で、移動もけっこうのんびり気味でした。届いた時にはKFCのチキンが冷めてしまっていて、電子レンジ行きになりました。
私は配達員ですから、事情が分かっているのでそれでも問題ないですが、やはりダブルの2件目であったりして、遅くなってしまうと冷めてしまうようです。こうした現実を目の当たりにすると、今後ダブルを取るのは躊躇してしまいそうです。

2019年6月20日木曜日

ベトナムでは、Grabタクシーとバイクが安心、空港も安い

ベトナムにUberEatsの視察に行ってきました。というのは嘘で、単なる観光です。
ベトナムにホーチミンやダナン等、いくつか大きな都市があります。その中でハノイという町が首都となっています。ハノイといっても広いのですが、観光客が集まるのは主に旧市街と呼ばれている地域です。私は、そのハノイの旧市街の中心近くにホテルをとりました。

日本でUberEats配達員をやっている私としては、移動手段はUberタクシーと言いたいところですが、東南アジアではすでにUberは撤退してGrabが主流になっている国が多いです。
ベトナムは、全般的に物価が安く、そのGrabタクシーも安いです。市内観光地の移動なら25,000~40,000VND程度しかかかりません。ベトナムの通貨は単位が大きいですが、日本円にすると125~200円です。カード払いもできますから、現金のやり取りも不要で、日本人の金銭感覚なら運賃をいちいち気にしなくてもいいほどです。さすがに空港と旧市街を1時間近くかけて移動すれば1,000円以上かかってしまいますが、それも距離と時間を考えれば十分に安いです。
乗車後にアプリ上でチップをあげることができます。その選択肢として、10,000VND、15,000VND、20,000VNDが表示されます。つまり50円、75円、100円です。チップの額自体も大きくはないのですが、チップだけで、運賃に匹敵する額になってしまいそうです。

ベトナムのGrabでは、4つタイヤのついた普通の自動車だけではなく、2つしかタイヤのない、そう、バイクでもサービスをしています。バイクの後ろに乗って移動します。

客待ちをする緑の服のGrab Biker達

私はGrab Bikdには乗らなかったのですが、Grabタクシーを待っている時になかなか車が来なかったところ、野良バイク?の人に声をかけられたので乗ってみました。その時はまだ初日の朝でベトナムでの金銭感覚がなくて70,000VNDとふっかけられたのに気づかずに乗ってしまいました。350円ですから、高くないどころか、日本のタクシーから考えれば安いですけれど、ベトナムのバイクタクシーとしては高額です。しかも、思ったところとはちょっと違うところに降ろされました。思えば、料金を受け取る時のドライバーの顔がやけに嬉しそうだったのが、印象に残っています。
海外、特に東南アジアでは、外国人観光客から小銭をぼったくろうとする人が多いです。日本人のリッチで平和な感覚からすれば、わずかな小銭のためにせっかく海外から観光でやってきたお客さんに悪い印象を与えるようなことをしても、なんにも、おもしろくも、うれしくもなくて、そんなことをしても意味がないと思えるかもしれませんが、彼らは、観光客からは嫌われても、その数十円、数百円の小銭をちょろまかして、喜んでいるようです。長い目で見た損得や、国のプライドという発想はそれ自体がありません。目先のことだけです。それで、日本人のような考え方だと騙されやすいです。
時には小銭で済まないときもありますので、お気を付けください。

気のいいGrab Biker

ベトナムに行かれる方は、バイクに乗るにしてもその辺の道端にいるバイクタクシーではなく、Grabを使うのがお勧めです。ハノイの旧市街では客待ちのGrab Bikeをいたるところでみかけました。
バイクは乗り心地が悪いですけれども、旧市街の道の狭さと混雑を考れば、旧市街内の移動であれば、便利だろうとは思います。

GrabにせよUberにせよ、タクシー業務が有名ですが、食品の配達もやっています。日本でのUberEatsに相当するのがベトナムでのGrab Foodです。こちらも旧市街内でボチボチみかけました。日本のUberEatsのように、配達員が大きな箱を背負うのではなく、バイクの荷台に小さな箱がついています。あのサイズでは、フォーとか春巻きなら大丈夫でしょうが、ピザだと運べないんじゃないでしょうか?私は利用する機会はありませんでしたが、おそらく日本人感覚なら利用料も安いでしょうから、利用価値はありだと思います。

Grab Food加盟店

ベトナムではGrabのドライバーは専用の緑色の制服やヘルメットを着用しています。温かい国ですから、ジャケットのような高価なものにならないので、そうしたことが可能なのかもしれません。あるいは、あれも、Grabがドライバーに売りつける商売のひとつなのかもしれません。
ちなみに日本のUberEatsは、専用バッグを8,000円でデポジットしています。最近は値段が変わったらしいですけど。
デポジットなので、バッグを返した時に返金されます。

Grab Foodのバイク

ベトナムでGrabタクシーを利用するのにあたって、治安という面では、私が利用した限り不安は感じませんでしたが、ハロン湾にツアーに行った際のベトナム人ガイドの人はタクシーの方が安心だとは言っていました。
しかし、道端で乗ったバイクタクシーでぼられた件もそうですし、来るときに空港で乗ったタクシーも、チップとか言って勝手におつりを全額渡さないとか、Grab以外の移動サービスの印象は良くありません。それなら、私は金銭的に安心感のあるGrabの方を選びます。
とにかく、ああいう人たちに現金を手渡すと、おつりが正確に返ってくるかすら心配しないといけません。アプリ経由でのカード払いならそれがないだけでも安心です。

帰りの空港までの移動も旧市街からGrabを利用しました。料金は264,000VND(1,320円)でした。別途、空港の入場料が請求されるという話を他のウェブサイトで見かけましたが、私の場合は特に何も言われませんでした。その代わり念のためチップとして20,000VNDあげておきました。20,000ってすごい大きいように見えますけど、100円ですから。

とうとう住民税を払うときがやってきた

住民税の季節がきました。それは当然UberEats配達員にもやってきます。経費を除いた利益に対して10%かかります。住民サービスを受けているのでしょうが、何も買ってもいないのに、何万円もの貯金が吹き飛んでいく気分です。
脱税するわけにはいきませんから、仕方ありません。

2019年6月13日木曜日

店内の「商品お渡し口」に来てください/バック内に、温かい商品と冷たい商品を分けて入れてください(温かい商品はバック内の小バックに入れる)/バックのファスナーを必ず閉めてください

配達員はレストランでピックする際、温かく調理された食べ物と、ドリンクやサラダといった冷たいものとを分離して、配達バッグに収納します。マクドナルドではレストランからの注意事項として、そのようにするよう書かれていますが、書かれていなくても気を使うところです。
私は緑のウーバッグを使っています。この場合、小バッグというものはありません。代わりに半分に仕切るための壁が付属しています。それで、左と右に温かいものと冷たいものを分けていれることができます。
私は、それよりも保温性を高めるために、100円ショップダイソーで買った銀色の保温バッグを使っています。ウーバッグ自体にも保温性はありますが、その中でさらに保温することになり、二重で保温性が高まります。ウーバッグの中を吹き荒れる隙間風からも守れます。ウーバッグのような大きな空間ではなく、より狭い空間ですので保温性も高いです。
保温バッグ自体が柔軟な素材ですので、梱包材として、食べ物をウーバッグの中で柔らかく保持する役割を持ってくれます。
液体がこぼれたとしても、ウーバッグを汚しません。使っていると、いつのまにか保温バッグの中底が汚れてきます。とういことはウーバッグの汚れを防いでいることを示しています。
お客様に渡す際に、大事に保温されて運ばれてきたことのアピールになります。

欠点は100円とはいえ、コストがかかります。すぐにボロボロになってくるので、定期的に交換しなければなりません。ウーバッグの中にポンと置くのと比べて、保温バッグに入れるひと手間がかかります。

配達パートナーって儲かる?時給は?

UberEatsの配達パートナーは、Uberの社員でもなければアルバイトでもありません。配達パートナーは個人事業主の扱いです。レストランからの依頼があれば、それを配達パートナーが受けることができます。レストランは配達パートナーへ配達料を支払いますが、Uberはその仲介をしています。
レストランから依頼がなく、待機しているだけでは、報酬は一切発生しません。配達を1件やって、はじめていくらということなります。したがって時給という考え方はありません。朝昼夕の食事時であれば、注文が多いため、仮に1時間あたり3件の配達をし、1件あたり500円の収入だったとしたら結果的に、その時の1時間は1500円の収入があったとは言えます。逆にそれ以外の時間帯で、注文が閑散としているときであれば、配達をしたくても依頼がなくてできませんから、時間あたりの収入は少なくなります。

配達パートナーを適度に休憩を取りながら、実働8時間くらい行うと、1万円か、うまくいけばそれより少し多いくらいになります。所得税、住民税、自転車やバイクのメンテナンス費用、ガソリン代、自転車のレンタル代、保険等の経費が別途かかってきますから、実収益はもっともっと少ないです。
これを儲かるとみるか、儲からないとみるかは人によって違いますが、私の感覚としては儲かりません。

しかし、極めて自由な働き方ができるという点を忘れてはいけません。いつやってもいいし、やらなくても構いません。レストランからの依頼を受けてもいいし、受けなくても構いません。この極端な自由さを考えると、収入が低くても仕方がない気がします。

UberEatsで食べ物を注文するお客様の立場から考えても、そんなに高い配達料では、誰も注文しません。配達パートナーへ分配できる報酬にも限度があります。

稼げるエリア、鳴らす方法

UberEatsの配達では、配達員アプリに音と表示で配達依頼が来ることを「鳴る」と呼んでいます。鳴るというのは電話が鳴るから来たものだと思います。なんか言い方が好きになれませんが、もちろん私が好むかどうかは関係なく、そう呼ばれています。
鳴るには、お客様からレストランに注文がなければはじまりません。レストランで注文を受けて、付近の配達員の誰かのスマホが鳴ります。

とにかく鳴らなければ、配達員は仕事になりません。閑散期は鳴らなくて、待つだけで時間を浪費してしまいます。
基本的にはレストランの近くにいる配達員ほど鳴りやすいです。レストランの目の前にいて鳴ることもありますが、一方でレストランの目の前に配達員がいるのに、それより遠くにいる配達員が鳴ることもあります。しかし、近いほど鳴るというのが基本原則であることに変わりありません。
ですので、注文の入りやすいレストランが多い地域で待機するのが基本となります。注文の入りやすいレストランというのは、季節や時間帯、プロモーションの有無によっても変わってきます。

配達員ごとにブーストという配達報酬の割増率が地域ごとに設定されます。このブーストが低い地域ほど鳴る傾向があるのではないかと思います。配達コストが安いということですからUberからみれば合理的です。

移動する方が鳴りやすいということもあるかもしれません。移動することにより、配達員が依頼可能範囲に入ってくるのを待っているレストラン圏内に入ることがあるからかもしれません。

心理的なものかもしれませんが、待っていると鳴らないことが多いです。朝は、マクドナルドなら確実に鳴るだろうと、マクドナルドにすぐ行けるところで待っていると、まったく鳴らなかったり、ブーストの高い地域で取りたいと思って、そうしたところで待っていてもずっと鳴らなかったりしたことがあります。

職場から注文したり、引っ越しした時等、以前に入力した住所が残っていないか注意

とあるレストランにてピックアップして、配達を開始したところ、レストランの近所にピンが立ちました。しかし、入力されている住所やマンションはまったく別の区です。UberEatsが自動取得?して入力されたと思われる住所があって、そこにピンが立っており、それとは別にお客様が入力した他の場所の住所が表示されている状態です。
こういうときは、お客様が手入力した方を優先するべきであろうと、ピンとは違う手入力された方の住所に向かいました。
しかし、それはまったく異なる区ですから、もしも違っていたら戻ってくるのが大変です。途中、信号待ちで、そんなことを考えていましたが、まあ、大丈夫だろうと思ってそのまま進みました。でも万が一ということがあるので、次、また信号待ちがあったら電話して確認してみてもいいかもしれないと思いつつ、とはいえ、確認を億劫がって、後々大変なことになるくらいだったら、確認した方がいいと思い、信号待ちを待たず、その場ですぐ停車して、お客様に電話をしました。
確認したところ、お客様が手入力した方ではなく、ピンの立っている方が正しいとのこと。あやうく、全然違うところに行ってしまうところでした。確認してよかったですが、それでも、ピンの位置は通り過ぎてしまっていましたので、戻ることになってしまいました。

お客様が昔入力した住所が残っている、たまにあるパターンだったようです。
先日UberEatsの注文アプリをどこかの路上で見ようとしたら、入力されている住所が現在位置と全然違うみたいな警告が出るようになっていたように思います。いちおうある程度の対策はされているようですが、今回のケースでは、そうした機能が働かなかいケースなのかもしれません。

ウバーコンパニオンもまだうまく住所が取得できていないのを発見し、それはまた直しましたが、この住所がうまく取得できないことがあるというのに結構苦労させられています。この部分はこれまでも繰り返し手を入れているところです。というのは、それは配達員アプリの住所表示が単純になっていないことが原因です。配達員アプリの住所管理部分の作りが混乱しているのかもしれません。もともとはタクシーの配車アプリだったという経緯もありますし、世界展開しているものですから、そうした経緯でややこしいことにやっているのかもしれません。
そういえば、以前、住所の一部が表示されないというバグがあった時期があり、お客様をイラつかせていました。お客様からしたら住所をちゃんと入力しておいてのに、電話をかけて配達場所を聞いてきて、配達員は能無しかと思われていました。それで、配達員が電話するときは、あらかじめ「システムの問題によって・・・」と前置きをしてから尋ねるようにするのですが、お客様の中には、UberEatsの配達員のことをUber社の社員か関係者のように勘違いされていることもあるので、配達員に対しても不満な態度を示されることもあり、困惑させられていました。

破損リスクの低いタピオカはUberEats向き ただし高くつく

近頃タピオカが流行っているらしく、UberEatsでもタピオカの注文があります。
タピオカはカップに入っていて、完全にこぼれない蓋で密閉されていて、こぼれることがありません。こぼれることがないどころか、シェイクしてから飲むものですので、こぼれては困ります。振動があっても問題ないため、運搬も楽です。UberEats配達員にとっては楽な仕事です。しかし、タピオカの店は繁華街や歩行者天国の中にあることが多く、ピックに行くのが大変です。注文する方は、配達員が行ってくれるのでそんなこと関係ありませんし、破損のリスクが低いので比較的安心できる注文にはなります。
タピオカっていくらくらいなのかと、店でピックするときメニューを眺めていたら300~500円くらいでした。これを2つ注文されて1500円くらいでしたので、一本あたり倍の値段になってしまいます。店がUberに手数料を支払うので、その分値段が高いのと、配送料がかかるためではありますが、私のような貧乏人にはちょっと手が出ないかもしれません。

先日行ったタピオカ屋さんで欠品があったため、今日行った別のタピオカ屋さんでも、その記憶が残っていて、紙袋の中身を覗き見てチェックしたところ、1つしかカップがありませんでした。配達員アプリには2つ書かれていたので、店員さんに確認したところ、2つ必要なようでした。あやうく、また欠品になるところでした。
タピオカ屋さんのような店は、若い女の子のバイトだったり、行列ができて忙しそうだったりするので、このあたり若干注意が必要なようです。

2019年6月12日水曜日

配達員を疲労させる歩行者天国とデパート内店舗

出ないつもりが、またクエストに釣られて出動してしまいました。
デパート内の店舗や、歩行者天国ばかりが連発して、やたらと歩かされるので必要以上に疲れます。それでも鳴っているだけありがたいと思い受けますが、今回初めて行ったデパート内の店は駐輪の手続きに時間を食うので、本当に鳴りのいいときはキャンセルしそうです。

とある店にピックに行った際、店の人に今日はどうかと聞かれたので、多くて、鳴り続けていると答えたのですが、前に来た人は、少ないと言っていたそうです。私は現金払いを受け付けていますし、今日は現金払いが多かったので、それが理由かなとは思いましたが、単に活動地域の違いかもしれません。

ウバーコンパニオンは、また住所が取得できていないことがあるようでした。この住所取得ロジックは、直しても直しても、拾いきれなくて嫌になってきます。帰ってから原因を調べたところ、それらしいところがあったので対応はしました。動作チェックした後、Playストアにアップするつもりです。
それから、現金払いの時に、おつり計算機と住所アシスタントが表示されて、画面を覆ってしまうのも使いにくいので、おつり計算機を出す時には、住所アシスタントを閉じるように変更したいとも思っています。

2019年6月11日火曜日

ウーバーイーツでマクドナルドを注文するときのこと

マクドナルドの注文は、コンスタントに多く、破損リスクも少なく、配達も簡単で、配達員にとっては楽な仕事です。ショートドロップが多いので距離料金では儲かりませんが、反面、気が楽です。

ウーバーイーツのオーダー受付が始まる朝9時過ぎでは、遅めの朝食としてマクドナルドの注文が連発します。配達員を使いっ走りさせて、さわやかな朝の食事をいただくのは、少しの贅沢でいいものかもしれません。注文が重なり気味ですので、配達が若干遅くなることがあるのはご了承ください。

どうも、マクドナルドには、UberEatsのアプリから特別なオーダーをすることができないらしく、配達員へのメモとして、配達員へ連絡をいただくことがあります。例えば、ケチャップをもらってほしいというようなことが書かれます。しかし、配達員へのメモは配達に関することを書く部分であって、ケチャップをもらうのは配達員の仕事ではありません。とはいえ、配達員も、可能であればそれに協力する人が多いと思います。
配達員がメモを見るのは、完成した食べ物を受け取って、自転車かバイクにまたがり、今まさに発進するときです。タイミングとしては手遅れとまでは言わないまでも、また店の中に戻らなければなりません。すでに発進していることもありますので、その場合は、配達員は無視すると思われます。特に内容が作り直しになるようなこと、例えば、ドリンクの氷抜きとか、ピクルス抜きといった要望は、店にも迷惑になり、待ち時間等で配達員の負担が過剰になりますので、分かったうえで無視する可能性が高いです。
また、配達員へのメモは見落とすことも多いので、確実性が高くありません。あくまで、配達員が気づいて、かつ可能であったならという程度に考えておいた方が、もしもそうでなかったときに配達員がメモを無視したと腹を立てて余計なストレスを感じずに済みます。確実性が欲しい場合は、マクドナルドに直接連絡をとるか、配達員に電話して交渉してもいいでしょう。

マクドナルドの商品の中には無料のスマイルがあります。UberEatsでマクドナルドのスマイルを注文した場合はどうなるのでしょうか。
ネタバレになってしまいますが、注文しても配達員はお客様の前でスマイルしません。そもそも配達員はスマイルが注文されていることすら知らないかもしれません。
店によっては紙袋の表面に、マジックで笑った顔を書いてくれます。
とある店舗で、ピック時にスマイルが注文されているに気づきましたが、袋には特になにも書かれていなかったので、店員さんにスマイルの注文があるけれど大丈夫か確認したところ、すべての商品は揃っているとの反応でした。店によってはスマイルの注文に対して何もしないか、他になにか見えないところで特別なことをしているのかもしれません。
興味のある方はどうせ無料ですので、注文してみてもいいと思いますが、特に何もないかもしれません。はっきりとは言いにくいですが、店員さんや配達員は、あんまり喜ぶ注文ではないとは思います。

朝から夜まで注文可能ですし、たまにプロモーションもあるようです。是非ご利用ください。

ウーバーイーツの配達でぐちゃぐちゃになっていた時

ウーバーイーツの配達では、中身が破損しないように気を使って運搬しています。
配達員は専用のバッグを使って配達しますが、数人分程度の料理は運べるサイズがあるため、通常はスペースが余ります。配達員各個人で工夫していて、タオルやプチプチ等を使って、隙間を埋めて、食べ物が箱の中で転げまわらないようにしています。

バッグを背中に背負う際には、遠心力で振り回すように背負うのではなく、いったん自転車やバイクに乗せてから背負ったりします。
配達運転中も、路面の段差やマンホールを通過するときの衝撃に気を付け、曲がる時は、バンクする傾きを考えています。ブレーキを強くかけると、前方向に強いGがかかるため、停車は加減して、滑らかに止まります。

そうしたことに気を使って配達すれば、通常のものであれば、破損することはありません。少なくともぐちゃぐちゃにはなりません。
しかし、配達するものによっては、どうしても破損を避けられないものがあります。
配達する以上、どうしても多少の振動は避けられません。背負うものですので、傾きも発生します。特に自転車の場合は前傾姿勢になりますから、一時的に最大45度程度の傾きが発生することは予測できます。配達員の都合で見れば、そうした状況に耐えらえない配達物は、そもそも配達するようにできていません。
仮に配達員が振動を減らし水平を維持するように努めたとしても、道路交通状況によっては、道路の陥没や、急ブレーキによって、思わぬ衝撃がかかることがあります。

ラーメンやコーヒーは、カップを傾けて漏れる状態であれば、確実に漏れます。それで、配達員に漏らすなというのは無理難題です。その点、有名ファーストフードなんかは対策されていて、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンのドリンクは傾けたり、逆さにしても、漏れないようになっています。ストローを刺す部分も、ストローを刺すまでは穴が開きません。
握り寿司は、どうやっても崩れるものがあります。それで、よく分かっている配達員はそのような配達はキャンセルして、その結果、配達員間でたらい回しにされて、なかなか配達されなかったりします。

新規に参入したレストランは、お客様から苦情を受けるまで気が付かず、破損について対策ができていないことがあります。レストランから配達員への注意事項として、水平を保つことや、衝撃への注意を指示されることがありますが、繰り返し破損の苦情があるとしたら、多くの配達員で対応できない可能性が高く、そうなってはじめて対策の必要性に動くレストランもありえます。

お客様としても、盛り付けの崩れや、拭いたら済むような液体の漏れは、デリバリーを頼む上で、起こりえることですので、覚悟しておいた方がいいと思います。
漏れ、崩れを超えたレベルのぐちゃぐちゃな破損があるとしたら、配達バッグをシェイクするとか、派手に転倒するような状況でないと考えられません。万一そのようなことがあった場合は、配達員に配送中の破損として処理させるか、UberEatsのサポートに問い合わせてください。

配達員から見たウーバーイーツが怖い人へのアドバイス

私が配達員をはじめて2、3日経った時、あるマンションの一人暮らしと思われる女子大生らしきお宅に配達したことがあります。外は寒い日でしたが、部屋の中は温かいようで、ラフな肌の露出のある部屋着で出てこられました。もう顔は覚えていませんが、かわいらしい子だったと思います。
その時、やはり私はこういうのはセキュリティ的にどうなんだろうかと思いました。どのような女性が一人でマンションに暮らしているのかが、明確に特定できてしまいます。
UberEatsの配達員には誰でもなることができます。もちろん大半の配達員はまともな人間ですが、誰でもなることができるということは、まともでない人間が混入する可能性はあります。普通の配達会社の配達員であれば、長期的に勤務し、ある程度会社員として管理されていることが期待できますが、UberEatsの配達員は会社員ではなく個人がやっていることです。Uber社は社風から考えて配達員の行動に責任をとるつもりはないでしょう。

私のように、UberEatsで配達をはじめて何か月も経ってしまえば、若い女性のお宅に配達することは珍しいことでもなく、一軒一軒をいちいち覚えていません。2回目に行ったときでも、覚えていないことが多いです。UberEatsは老若男女様々な方が利用されています。いろいろな方がおられることが事前に分かっていますので、配達先がどのような方かをいちいち気にしません。やたら社交的な人もいれば、うつむいて一言も発さない方、下着一枚で出てこられる若い男性や、どういう状況でそうなったのか、ズボンが降りた状態で出てこられる女性もありました。UberEatsを注文して家に届けてほしいということですので、当然ながら外に出たくない人や、外に出ない格好で出てこられることは予想の範囲ですし、だからこそ利用価値がある面もあります。

しかし、お客様がいろいろであるのと同様、配達員もいろいろな人がいます。滅多なことはありませんが、危険性は他の配達サービスよりは高いとは思います。例えばピザの配達員の危険性が0.000001%だとしたらUberEatsの配達員は0.00001%くらい、のように少しだけ高いと言えるかもしれません。

ほとんど危険性はないとしても、用心したいということであれば、外で受け取ることや、自宅以外の場所で受け取ることもできます。実際、マンション前で受け取られる方や、部屋番号をわざと記載せず、オートロックのインターフォン前で電話をしたら、部屋番号は伝えずにインターフォンのところまで来られる方もおられます。
しかし、それでは、外に出ることになりますので、UberEatsの利便性は減ってしまいます。

注文時に配達員へのメモを記載することができます。あるいは、配達員が配達を開始した時にメッセージを送ることができ、部屋の前に置いておくことを指定されることもあります。それであれば顔を合わすことはありません。
配達員としては、地面に食べ物を置くということや、建物の外に出てから置いておいたことをメッセージする等、若干気を遣いますが、それはそれで構いません。
ただし、現金払いでおつりのやり取りはできませんし、場所が分からないといった問題が生じた場合は、少なくとも電話でのやり取りが必要になる可能性があります。

2019年6月10日月曜日

攻略法 配達サイクルの効率化と時間短縮

私は配達員として、いかに効率よく、いかにストレスなく配達をするかということを常に考えています。
一回の配達にかかる時間をなるべく少なくすれば、配達数が増え、効率がよくなります。
一回の配達にかかる時間には、以下のようなサイクルがあります。
・鳴り待ち時間
・ピック時間
・ドロップ時間

鳴り待ち時間を短くするには、まず、鳴りやすい場所で待機するということが第一です。レストラン周辺にいる配達員のだれに割り振られるかという基準が明確には不明ではありますが、レストランに近いというのが間違いのない絶対条件です。したがって、鳴りやすいレストランが近くに多くある場所で待機した方が鳴りやすいとは言えます。
移動している方が鳴りやすい、移動していない方が鳴りやすい、どちらかは、配達員によって意見が分かれるようですが、私の感覚では移動する方が鳴りやすい気がします。それは、移動することによって、たまたま配達員を探しているレストラン付近を通過し、距離等の条件が合うことがあるからではないかと思っているのですが、単なる気のせいかもしれません。
ブーストが低いほど鳴るという傾向もある可能性があります。Uberから見て低コストな配達員に割り振るというのは理にかなっています。もしそうであるとするなら、ブーストの高い地域より、ブーストの低い地域に近づいた方が鳴りやすいかもしれません。
なんにせよ、鳴るのをずっと待っているのはストレスになりますので、他のことをしていた方がいいです。あんまり鳴らないようなら、時間の無駄なので、さっさと切り上げるのも精神的な面では良い選択です。

ピック時の多くは、レストランまで行く時間をいかに短くするかということになります。そのために、よく待機する場所からは周辺のレストランへの最短時間ルートを計画し、レストラン付近での駐輪場所やピック後の発進まで考えて駐輪方法をあらかじめ決めておきます。配達開始するまで配達先は分かりませんから、配達方向ごとの出発動作をシミュレーションしておきます。
自転車とバイクによってそのノウハウはことなってくると思いますが、交通ルールや、道路状況も考慮します。
大通りとそれに交わる通りでは、大通りの方が信号が青の確率が高いです。それを利用すると、大通りをなるべく早く横断できることがあります。
信号のタイミングを覚えておき、いつも赤になる信号がある場所では、その手前で曲がって回避できることがあります。
他にもいろいろありますが、走りながらあれこれ考えるのもいいと思います。とはいえ、急ぐことを考えすぎるのもストレスになりますから、急ぐのではなく、あくまで、ゆっくり気楽に走って時間を短くするという視点で考えるのがいいと思います。

飯待ち時間もピック時の時間となります。いつも遅いレストランは、思い切って、拒否、キャンセルするのも悪い選択ではありません。
ピック場所が遠い場合もまた、拒否、キャンセルすることが選択肢となります。
歩行者天国内にあるような、到達に手間と時間のかかる場所も、避けた方がいいかもしれません。
このあたりは、鳴りの状況なんかを見て、総合的に考えることになります。

ドロップは、ピックと同様に交通状況に応じたルート取りを走りながら考えることになります。
配達先は、配達員アプリにピンが立って表示されていますが、Andriodではピンが立っていないことがありますので、その場合は、アプリをいったん終了して起動しなおします。そのピン位置も100%は信用できませんので、地図を拡大して確認したり、住所の名称から想像して少なくとも大外れはしていないことだけは見ておきます。
町名まで入っていて番地が入っていない場合、ピンはその町内の名称が書かれた位置に立っていたりします。その場合、正確な位置は別途、Googleマップ等で検索する必要があります。
マンションなどはGoogleマップで検索すると、場所を特定できることがありますが、それが無理なら「ゼンリンいつもNAVI」で検索できることがあります。それもダメなら、Webで検索して、不動産業者のウェブサイトに掲載された住所から検索することができるかもしれません。Yahoo!マップやNAVITAIMEは、検索でヒットしないことが多いです。
こうした配達先住所の検索については、拙作のアプリを使うと効率化できますので、よろしければお試しください。
どうしても配達先が分からないときは、お客様へ電話をします。この時、Bluetoothヘッドセットを使っていると、スマホで地図を見ながら会話ができるので便利です。お客様とのやり取りでの場所の特定は、焦らず、落ち着いた口調で話し、頭を使ってスマートに解決するように心がけます。

あと、ダブルをとった方が効率がいいかどうかは、ケースバイケースではありますが、どちらにしてもほとんど変わらないと思われます。

いろいろ述べてきましたが、配達員ごとにそれぞれやり方があると思います。そもそも、そんなに速くやろうとしないというのもひとつの考え方です。

6と9のつく日と土日は半額、夜6~9時は毎日タイムセール実施中・・・でも微妙

6と9のつく日および土日は半額で、さらに毎日夜の6時から9時まではタイムセールをやっているようで、配達員不足を予想してかクエストが出ていたので出動してみました。まんまと運営に釣られてしまいます。
しかし、鳴りがいまいちな気がしました。よく鳴ってはいるのですが、途中、数珠鳴りが止まったりして、日曜日夜でプロモーションをやっているのにしては、思ったほどではありません。8時過ぎて鳴りが止まったので、クエストも一部はクリアしていましたから、本日は終了としました。
まだ9時になっていませんでしたので、自分でもUberEatsで夕食を注文しようかと、注文アプリを眺めていましたが、送料と合わせて考えるとやはり割高感があって、いまいち、注文しようという気になりません。それだから、鳴りが微妙だったのかもしれません。あと一歩という感じです。
実際、そうした商品を単品で注文されると、Uberとしては赤字になります。注文アプリに、配送料が200~300円台で表示されていたとしても、配達員に支払う額はもう少し多くなります。注文する側にたって考えてみると、配送料が上乗せされる分、注文を躊躇しますし、配達員から見るとそれでも報酬が多いとは言えませんので、難しいところです。
それだけに、近い(遠い?)将来、自動運転やらドローンかなにかで配達されるようになって、配送料が無料近くになれば、こういう食品配送サービスが爆発的に利用されるようになるのかもしれないと思ったりします。

ともかく、まだ割高感があるので、私は少し歩いて吉野家に行ってしまいました。

2019年6月8日土曜日

2019年6月7日金曜日

配達員用アプリ ウバーコンパニオンをPlayストアに復旧しました。

とりあえずウバーコンパニオンをPlayストアに復旧させました。
商標に抵触しないように、アプリ内でのUberに似た表現もすべて削除しました。
大変申し訳ありませんが、再度インストールしなおしをお願いいたします。
もう少しかかるかと思いましたが、ひとまず即日の復旧ができました。

ウバーコンパニオンの住所アシスタントに一部住所が表示されない不具合の原因が分かりましたが、公開ができません。

昨日、ウバーコンパニオンを使って配達をしていると、住所アシスタントに住所が一部表示されていませんでした。手入力で対応しましたが、やっぱり漢字の住所や番地をGoogleマップにちまちま手入力するのは面倒です。
実は先日も同じ現象があって、その時は、原因が不明だったのですが、再度ソースをチェックしていて、原因らしき部分を見つけました。
修正はしたのですが、実地テストがまだなのと、ウバーコンパニオン自体がPlayストアから削除されてしまったのでそちらの対処が必要になります。更新されたアプリを公開できるまでには少し時間がかかりそうです。

Androidアプリを制作して公開するにも、様々な障害の連続です。Androidアプリは今回がはじめてですが、Windowsアプリケーション等、いくつかのオンラインソフトなんかを制作してきました。こうしたアプリの制作のような作業というのは、行き詰まりばかりです。スイスイ進めばそこは問題ではないということですから。スムーズにいかず、行き詰まる。そして、どうにかしてそれを乗り越える。それの繰り返しです。
ウバーコンパニオンのようなアプリであっても、公開できるまでこぎつけるには、投げ出したくなるような壁の連続です。なにかを成し遂げるというのは、どれだけ障害があっても、あきらめず突破していく。そういうことのようです。Playストアから削除されたのはこれで2回目ですが、これも乗り越えていかなければいけない壁のひとつなのでしょう。
そんなにしてまで、このアプリを公開する必要はありません。しかし、自分自身が配達の現場で使って役立っています。自分に役立つということは、他の人にも役立つ可能性があります。自分の作ったものが他人に使われるというのは、やっぱり開発者にとっては喜びです。

UberEatsのサービスがいまいち低品質な理由

昨夜、「1 件の料金を調整しました。」というメールがたくさん来ています。1件ではなく、何件も来ています。
4月から5月にかけて、配達距離による料金計算に誤りがあったらしく、その誤差調整が行われているようです。すべて不足していましたので、後日差額が支払われるようです。

Uberのアプリは配達員用のアプリだけでなく、レストラン用のアプリ、注文用のアプリとも低品質です。
これほどなにかにつけてクオリティが低いのは、Uberの事業運営の方針に起因するものではないかと思っています。こういう言い方はあんまりよろしくありませんが、UberEatsの配達員は、アルバイト以下のようなものです。アルバイトであれば、雇い主による管理が行われていますが、UberEatsの配達員は個人が勝手にやっています。サービス品質はばらつきがあり、人によってやり方が異なります。交通ルールを無視したり、マナーの悪い運転をしていても、Uberは関知しません。仮に問題のある配達員がいれば「アカウント停止」という、SNSやソーシャルゲームのような対応をするだけです。事故があったとしてもUberは関係ありません。すべて配達員の責任です。

配達員が配達中にトラブルに遭い、どのように対処したらいいか迷うことがあります。そうした時は、配達員のための緊急連絡先があります。そこに電話すると、かなり若い声のスタッフが応答します。彼らもまた、アルバイトかそれ以下のような存在です。何度か電話したことがありますが、やはり対応品質にはばらつきがあります。
配達員になるために、最初に行く事務所のようなところも、まともな会社とは思えないような簡素な部屋で、そこにいるのは、これまた大学生のような若いスタッフばかりです。

Uberは、自社でまともに社員を雇用せず、可能な限り低コストで運営されています。自社でスタッフを雇うと健康保険等の人件費がかかります。そうしたことを可能な限り法律すれすれで回避しています。
そのように考えていくと、Uberのアプリが低品質であるのも理解できます。
実際は定かではありませんが、アプリの制作を外注で行っているか、自社内だとしても、かなりコストダウンした手法で作っているのではないかと思います。もちろん、内部の事情を知っているわけではありませんが、Uberの様々な運営方法を見ていると、そのように想像できます。

実は最初に申し上げた「1 件の料金を調整しました。」メールも、1件につきなぜか2通ずつ届いています。そうしたことももはや普通に思えるほどです。

また配達物の欠品で店と配達先を2往復

また欠品がありました。
歩行者天国の中にあるタピオカ屋さんからの依頼です。タピオカひとつをピックアップして、配達先はそう遠くもなくて、順調に到着しました。現金払いでしたので、そのやり取りをしていたのですが、タピオカひとつで1600円以上しており、ずいぶん高価なタピオカでした。確か、以前、配達した時は、1本800円くらいでしたので、それでも高いと思っていましたが、その2倍とは、そうとう贅沢な飲み物です。とはいえ、高い、安いというのをお客様の前で口にするのは、お客様が不快に感じる可能性があり、余計な言及は控えた方がいいですし、何か理由があるのかもしれませんので、ともかく事務的にお金のやりとりをしました。しかし、お客様の表情が曇り、二つでは?と言われ、配達員アプリで確認すると、「2倍」と書かれています。
あ~っまたか・・・と天を仰ぎましたが、今回は比較的、レストランと配達先の距離が近いですし、まだ次の依頼は入っていません。配達も未完了状態です。店に取りに戻ることにしました。すでに現金で支払いは済んでいましたので、お客様には必ず戻ってくると約束しておいて、取りに戻りました。
タピオカ屋さんは、歩行者天国の中にあるので、走ることになり、汗が出てきます。6月ともなればすでに暑いですが、これが、真夏だったらもっと大変だと思いながら、タピオカ屋さんに並ぶ行列の先頭に飛びこみ、息を切らしながらもう一つのタピオカを作ってもらうようお願いします。作っている間に息を整え、受け取ったらまた、お客様のもとに戻ります。お客様は幸い優しい方でしたので救われました。

タピオカであれば、ボトル容器ですから、少なくとも数は明確に分かります。ピック時に確認しておれば、問題はありませんでした。欠品を防ぐには、やはり配達物を確認可能な時は、しておく方がいいということだと思います。配達員の立場では、確認するにも限界がありますが、できる範囲でしておく方が、欠品の確率は減らせます。

PlayストアからUberEats配達員支援アプリが削除されました。

ウバーコンパニオンをPlayストアで公開しているのですが、今朝、Googleによって公開が停止されました。商標上の問題があるようです。以前にも同様のことがあり、アプリの名称を変更したのですが、不十分なようです。
商標を侵害するつもりはまったくないのですが、意図せずUber社の商標を侵害しているようです。そのようなことがないように、今後はUberの表記をPlayストアおよびアプリからすべて削除します。
対処が終わりましたら、改めてアップロードしたいと思います。お手数をおかけしますが、改めてインストールしなおしていただきますようお願いいたします。
またなんらかの理由で削除されないとも限りませんが、ひとまずはそのようにしたいと思います。

2019年6月6日木曜日

配達員は儲かるのか。報酬は多いのか。

私は現役の配達員ですので、理論値ではなく、その実感から、UberEats配達員の報酬が多いのか、少ないのかを考えてみたいと思います。

配達員の報酬は単純ではなく、ブーストという地域ごとの乗率や距離で一回当たりの金額が変わります。回数インセンティブというのもありますので、それを一回あたりに平準化して考える必要がありますが、それも含めて単純に考えてしまうと一回当たり500円前後となります。
ピーク時中心に一日8時間稼働したとすると、一日20回程度の配達となり、1万円くらいになります。こうした数字は配達する人や時期によっても左右されますが、細かいことを言い始めると話が進みませんから、雑にそんなものと考えます。
ということは、週2日休んで月に20万円ちょっと、多く見ても30万円です。ボーナスなんていうものはありませんから、年収換算で300万円くらいです。がんばって400万円いくかどうか、休みなく働けば500万円いくかもしれません。
ここに、自転車やバイクの維持費が経費としてかかってきます。バイクですと1日何十キロも走りますからガソリン代やオイル代がばかになりません。走行距離が伸びて自転車やバイクの寿命も削ります。
所得税や住民税の支払いも忘れてはなりません。国民年金や健康保険もあります。

はっきり言って、これを本職としてやるには、儲かりません。
単に報酬だけでなく、仕事の内容も加味して考えても、屋外の気候の影響をもろにうける肉体労働です。一日やればけっこう疲れます。

では、見方を変えて、副業としてはどうでしょうか。
平日夜間や土日のみの稼働です。かなりがんばれば200万円行く可能性がありますが、現実的に100万円くらいと考えた方がいいでしょう。
国民年金や健康保険は本業で支払っていますので、その分の負担はありません。経費を引いても100万円のうち半分以上は残るのではないかと思います。本業よりは、ましですが、一年間副業をして、それだけの収入ですから、多いとは言えません。

これで結論が出ました。「儲からない」ということです。

では、やらない方がいいのかといいますと・・・やらない方がいいですし、これを本格的にやりたいという方がいたとしたら、お勧めしません。
しかし、それでも、やってみてもいいとも思います。
・なにか欲しいものがある学生→
 スマホを買いたいとか旅行に行きたいという目標があれば、その程度の収入は得られます。
・夫の収入が少ない主婦→
 少ないとはいえ、家計の足しにはなります。
・汗水流して働き取引先との関係を実感したい人→
 いつも冷暖房完備のオフィスワークでお客様と接することなく事務作業をしているような人は、正反対の環境に新鮮さを感じます。
・ダイエットしたい人→
 無駄にフィットネスクラブで前に進まないペダルをこぐよりは、少しでも収入になる分、お得です。
・ひきこもりの人→
 誰でもなれて、自由に一人で働けます。

興味のある方は、ぜひどうぞ。

同じ店からBad評価を一度に7つもらった理由は

とある有名ハンバーガーチェーンが近所にあるため、よくそこにピックアップに行きます。そこはレストランからの注意事項として、配達バッグを店の中に持ってきてほしくないと書かれています。それで、いつも外に置いて店に入ります。
その日も、いつもどおり、外に置いて店に入りました。店員さんに、紙袋を二つ渡され、さらにもう一つ渡すために、店員さんは奥のカウンターで用意にとりかかりました。私は両手がふさがれてしまっていますので、これ以上は持てません。加えて配達バッグの中には、タオルや冷めないようにするための銀バッグが入っており、両手がふさがった状態ではそれらを取り除いて入れることが困難で、もう一本手があればいいのですが、ひとまずふたつの紙袋を片手に持って、もう片方の手を開けるか、どこかに置く必要があります。屋外ですから置けるところは限られていますし、落としたり、倒れたりするリスクがあって、なるべくそういうことはしたくありません。
配達バッグを店内に持って入っていないため、順番に受け取りながら入れるということはできません。
店員さんからもうひとつ紙袋を受け取ったら、配達バッグへ納めるのが、さらに難しくなってしまいます。

店員さんが3つめの紙袋を用意している間に、外に出て、いったん受け取り済みの二つの紙袋を配達バッグに入れてから戻ってくることにしました。それですぐに外に出て配達バッグに入れた後、店に戻ろうとしたところで、店員さんが最後の1つを外に持ってきてくれました。私はありがとうございますと言って受け取り、配達へ出発しました。

その後、店からの配達員の評価としてBadがいきなり5つ増えていました。さらに翌日、2つのBadが増えていました。店は過去にさかのぼって評価をつけることができるそうです。Badの件数と店にピックに行った履歴を突き合せると、近所のハンバーガーチェーンに行った回数と完全に一致します。それに、短い期間にそれだけの回数行く店というのは他にありません。

そうなる原因が分からなかったのですが、唯一思い当たるふしがあるのは、上にあげた最後の一袋を外に持ってきてくれた件です。
配達バッグを持ち込めないため、紙袋をいったん外の配達バッグに入れてこようとしていたのを、店員さんは、あやうく欠品のまま出発しようとしていたように見えた可能性があります。
確かに欠品があっては大変です。それで、感情的に過去の履歴や、翌日に行った分もすべてにBadを入れていたのかもしれません。
一声かけていればよかったのでしょうが、後ろを向いて最後の一袋の準備にとりかかられていたのと、もう一袋あることを聞いていたため、もう一袋あることを配達員が理解しているということが共通認識であると思い込んでいて、そのまま外に出てしまっていました。しかし、それは後から思うことでしかありません。

この件から学べる教訓はいくつかありますが、その中では、店員さんが商品を渡そうとしている時に、その場を離れると、そのまま行ってしまうと誤解される危険性があるということ、それから、必要なコミュニケーションをとるということだと思います。
また、店に入る前に配達バッグの中を整理しておいて、少なくとも一つくらいはバッグの中に入れられるように準備しておくということもあります。

場所がわからず一番たいへんだった配達先の建物は

UberEatsの配達員をもっとも多く困らせるのが、配達先が分からないということです。日常茶飯事のことではありますが、そんな中で一番苦労した案件が記憶に残っています。

それは夜の配達だったのですが、中華料理屋でピックして、配達先に向かいました。距離はロングでもショートでもない、ほどほどの距離です。Googleマップでマンション名を検索してたどり着いたところは、マンションらしきものはなかったのですが、代わりに工場のようなものがあり、敷地を奥に入ったところに年季の入った2階建ての建物がありました。マンションではなく、この古い建物がアパートか寮のように使われているのかと思い、中に入ってみました。しかし、それらしき部屋はなく、人のいる気配もありません。
いったん、外に出て、近所を探しますが、目的のマンションはありません。ギブアップして、お客様にメッセージを送ったり、何回か電話をかけましたが、応答がありません。
しかたないので、10分タイマーを発動しました。これは、10分経っても応答がない場合、配達がキャンセルされるというものです。実際にはめったに使うことはありません。こうなると、お客様のスマホに、アラートが鳴り響き、カウントダウンが始まるそうです。
それで、ようやく、お客様から電話がかかってきました。中国系のなまりのある方で、ひどいタメ口の日本語です。外国の方ですので、丁寧な敬語の使い方に慣れていないということもありえるので、そこはスルーすることにします。場所を特定するためのヒントにはならない言葉も含まれていますが、そうした部分は無視をして惑わされず、とにかく場所を特定することだけに集中します。見知らぬ人へ発する言葉の使い方としてはネイティブの日本人には冷静さを保つのがきつい口調ではありました。
それで、自動販売機のある場所だと指示され、それらしき場所に行くのですが、まったく異なるマンションがあるだけで、目的のマンションは見つかりません。区画の反対側にあるのかと思って、反対側の道路に行ってもありません。
電話はつなぎっぱなしの状態です。お客様が外に出てみると言われ、出てこられてから、「おーい」と叫んでくれと言われたので、叫んだところ、声が聞こえるとのこと。近くにいるはずなのに、なぜか、たどりつけません。それで、逆にお客様が「おーい」と叫んだところ、こちらに聞こえます。聞こえるといより目の前のすぐ上にいるのが見えます。
お客様が立っているのは、違うマンションの2階です。そのまったく名前の違うマンションを入り、エレベータで2階へ上がると、隣のアパートに渡り廊下でつながっていました。隣のマンションが入り口ですから、目的のアパート名で探しても絶対に見つからないわけです。
ようやく、配達することができましたが、10分タイマーはすでに終わっていますし、外で大声を出していたので、隣の住人が何事かと出てきて、謝ることになってしまいました。

いろいろ悪条件が重なったんだと思います。
隣のマンションが入り口になっている構造と、そのマンション名を伝えていただけていなかったこと。
夜間で暗くて、マンションと隣のアパートが上でつながっていることに気づけないこと。
はじめに連絡が取れなくて、10分タイマーを発動したことで、お客様が冷静に対処できなくなった可能性があること。
外国人でコミュニケーションがスムーズでないこと。

ということから、今後は、隣の建物が入り口になっている可能性あるかもしれないことを想定するということと、10分タイマー使った後、お客様と連絡をして、お客様に落ち着きがない場合は、10分以上かかっても構わない旨、あらかじめ伝えておくということが、対処法と言えそうです。

配達先でのお客様の対応について

UberEatsで配達に行くと、いろんなタイプのお客様がおられます。だいたいは、食べ物をお渡しした後、「ありがとうございました」と言っていただき、それが言わば、“受領OK”のサインのようになって、その場を離れることができます。
そうした言葉を一切、発しないお客様もおられます。それについては、気にしません。性格や人との接し方は様々ですし、特にコミュニケーションが得意でない方もおられると思われます。悪意を感じませんので気になりません。
ものすごく恐縮して受け取られる方もいます。配達員は、配達の仕事を受けて、収入を得ることができます。非常に自由度が高く、1件単位でやる/やらないの選択ができます。嫌々やっているのではなく、喜んで配達していますので、あまりにも恐縮していただくと、逆のように思えてむしろ妙な感じがします。

逆に、まれに横柄な態度の方もおられます。日本の場合は、お客様が神様、おもてなしという独特の文化がありますので、お客様によってはそうした認識が強い方がおられるかもしれません。
また、UberEatsの配達員は低所得者が多いため、見下す意識があることもあるかもしれません。実際に配達員の所得は低いと思います。私自身の本職の収入はけっして多い方ではありませんが、私より収入の多い人でUberEatsの配達をする方はあんまりいないと思います。
いずれにせよ、その時だけのことですので、やるべきことを行い、気にしません。

ただ、表面上がどのような態度の方であったとしても、対処に困るということは、これまで一件もありませんでした。

2019年6月5日水曜日

注文する前に知っておいた方がいい配達員から見た配達場所の特定方法

UberEatsの配達員はUber社制のUber Driverアプリを使って配達します。Googleマップがベースになっているのだと思いますが、それをカスタマイズしたと思われる地図が配達員アプリには表示されています。
注文が入った瞬間に、配達員アプリの地図上でレストランの位置にピンが表示されます。表示されないこともありますが、それはおそらくバグです。
注文を受けるとレストランの位置が地図上にピンで表示されます。表示されないこともありますが、それはおそらくバグです。また、ピンの位置がずれていることがあります。それは誤った位置で登録されていることが原因であることが多いです。
配達を開始すると配達先の位置が地図上にピンで表示されます。表示されないこともありますが、それはおそらくバグです。また、ピンの位置がずれていることがあります。それは、あいまいな住所から求めた位置であったり、不正確な現在地から入力されたことが原因です。
地図上に表示されたピンの位置は正しいことがありますが、違うこともあるため、100%は信用できません。そもそも表示されないことも多いです。再起動すれば表示されたりするそうです。

Uber Driverアプリには標準でナビ機能がついているものの、あまり使いよくありません。標準のナビが気に入らない人のためにGoogleマップに転送してナビする機能が備わっています。しかし、もともとの位置が正しいかどうか確実でないうえ、Googleマップに転送する際に位置がずれてしまうことがあります。

その対策として、お客様が入力した番地付きの住所や、マンション名、ビル名等をGoogleマップ等の地図アプリに手入力、あるいは音声入力して、位置を確認する方法があります。お客様が入力した住所情報を地図アプリで検索して、Uber Driverアプリのピン位置と突き合せ確認するということです。それで一致すれば、そのまま地図アプリのナビで、目的地へ向かうことができます。
もしも不一致があった場合、なにかが間違っていますから、地図を最大近くまでズームして、建物名を探したり、さらに他の地図アプリを使って検索したり、それでもダメならマンション名があれば、ウェブで検索すると賃貸情報のサイトで住所が見つかることがあります。
そうした時に、手前みそながら検索を便利にするアプリを使うこともできます。

お客様は、配達員がそのような原始的な方法で配達場所を探しているなんて知らなかったりします。さぞかし、便利な配達員用アプリで簡単に目的地が分かるものだと思っていたりします。センチ単位やメートル単位でGPSかなにかで誘導されて、お客様がいる位置にピンポイントでやってくると思っているかもしれません。
例えば、マンションや自宅の前で立って待っていれば、配達員の自転車かバイクが走ってきて目の前でピタッと止まるくらい正確にやってくると思っている可能性があります。
現実は、Uberのオフィシャルアプリではなく、サードパーティーの地図アプリを使って探していて、配達先に近づくと、スロー運転になって、一件ずつ、マンション名や表札を探しながら近づいてくることになります。マンション名が道路から流し見て分かるところに書かれていないことも多いですから、行ったり来たりして、しまいには自転車やバイクを降りて、歩いて探していたりします。

できれば、お客様にお願いしたいのは、UberEatsで注文する際、例えばマンションであれば、Googleマップでマンション名で検索してヒットするか確認してみていただきたいです。新しいマンションはまだデータが入力されていなくてヒットしないことがありますし、入力したマンションの名前によってはヒットしないことがあります。例えば「ホークマンション3」ではヒットしないけれども「ホークマンションⅢ」でヒットするということがあります。「ホークマンション新宿2」を「ホークマンション」や「ホークマンション新宿」とだけ書くと、まったく違うマンションがヒットすることがあります。「ホウクマンション」や「Hawkマンション」では、結果が異なることがあります。
個人宅ですと、配達難易度が上がります。配達員のアプリではお客様の名前は「Taro T.」や「太郎 田.」のように表示されます。苗字が省略されてしまうのです。そうすると、表札で名前を探す時は、タ行の苗字であるかもしれないというような曖昧な探し方になってしまいます。表札を出していないお宅もありますし、表札の名前と一致しないこともあります。表札があっても、見落とすこともあります。
道路から見て明らかな目印になるようなものを書いていただくと助かることがあります。例)ナンバー12-34の赤色のプリウスのある家
Googleマップで一意に検索できる、付近の建物を目印とする方法もあります。例)「セブンイレブン札幌十条店の2件右となり」
夜間ですと、暗くて見えにくくなりますので、夜間でも明るいコンビニを目印にしたり、Googleマップで検索して特定できる建物を目印とすると良いです。
本当はplus codeを使うと、ドアの位置レベルまで、正確な位置を伝えることができますし、Googleマップでそのまま検索することができます。しかし、plus codeを知らない配達員がいるかもしれないのと、Googleマップへの転記ミスが心配ではあります。

配達員支援アプリを作りたいと思った理由

UberEatsの配達員を支援するためのAndroidアプリを作っています。

UberEatsの配達員は、Uber社が作成したUber Driverというアプリを使って配達を行います。注文を受け、レストランにピックアップに行き、お客様のもとへ届けるまでの一連の作業と、UberEatsの配達に関するあらゆることをそのアプリ上で行います。
そのアプリを使って配達を行っていると、こうなればもっと良くなるだろうというアイディアを思いつくことがあります。アイディアというより、誰でも思いつく自然な発想という方が当たっています。たとえば、ピック先で配達番号を見る際に、いちいち操作をして配達番号を表示する必要がありますが、本当は、ピック依頼を受けたらその画面に配達番号をずっと出しておいてもいいでしょうし、多少の操作はするとしても、スクロールしないと見えない位置に表示するというのは不親切です。こういうちょっとした実用性があればと思うことがあります。
そうであれば、配達員アプリを改良するのが一番いいのですが、Uber社にもさまざまな事情があると思います。たとえば、単純に見栄えのするかっこいいアプリにするということも必要でしょう。ちゃんとした会社が作ったものとして、それっぽいものでなければ格好がつきません。
しかし、配達という現場においては無骨であっても、実用性が一番重要です。つまり、Uber社は、もっと単純にアプリを作ることができても、そうもいかないというところがあります。
これは単なる一例にすぎません。タクシー用のアプリをベースに作られていることや、世界共通であること等、Uber社がアプリを作る際にはいろいろ事情があろうと思います。

私のような一個人には、そのような制約は少ないです。ただやるべきことを一直線で作ることができます。そこで、もう少しこうであれば、という部分を補佐するためのアプリを作ることにしました。また、単なる補佐ではなく、オフィシャルの配達員アプリでは、実装しないような現場に即したものも実装したいと思ったりしています。

その配達員支援アプリは「ウバーコンパニオン」という名前にしました。

配達員アプリのナビではなく、他の地図アプリのナビを使いたかったのと、配達員アプリではピンずれしていることがあるため、住所から検索したいということがあります。そこで、住所からGoogleマップやYahoo!マップ等の地図アプリで検索できる機能をつけました。

レストランにピックに行ったとき、裏口から入ってほしいというメモを忘れて正面から入り、メモを無視したというBad評価を受けたり、マクドナルドでピックした際に、ケチャップが欲しいと書かれたメモを見落として、途中で気が付いたものの戻るのが面倒でそのまま配達し、Bad評価を受けたことがあります。これらのメモはそもそも配達員が従う必要のないものなのかもしれませんし、Bad評価を受けたところで意味はありませんが、もしも気が付いていたなら、意向を配慮していたと思います。いずれにしても単にうっかりしていただけないので、そのうっかりをなるべく防止するために、そうしたメモがあれば、音声で知らせるようにしました。配達をしていて、実際に、役立っていることを実感しています。

このような、まさに現場でやっていて思う配達員目線でのアプリを作りたいと思って、ウバーコンパニオンを作成しました。コンパニオンとは相棒を意味します。配達員の相棒として、共に行動することを意図しています。

ウバーコンパニオンはPlayストアからダウンロードできます。

配達途中にラーメンを1つ食べた?なんて配達員だ

何か月も前の話ですが、あるラーメン屋さんから配達依頼が入って、そのラーメン屋さんにピックに向かいました。あと100メートルほどで着くというところで、信号待ちになり、そこで、もう一回配達依頼が入りました。ダブルということです。それを受けて、すぐ目の前のラーメン屋さんに到着しました。
ラーメン屋さんのバイトの女の子が、袋を一つ渡してくれて、私は、袋が一つということはダブルの2件とも同じ配達先なのかと思って、これは同じ配達先ですか?と尋ねたところ、女の子は軽くうなずいたものの、その袋の中から、からあげだけを取り出して別の袋にして渡されました。同じ配達先ではあるが、私が指摘したため、一応二つに袋を分けて渡されたものと思い、配達先へ向かいました。
向かう先の配達員メモに、着いたら電話をしてほしいと書かれていましたので、到着したところで電話をしました。そうすると、すぐに取りに走ってきてくれました。
その方に、二つの注文ですよねと確認したところ、そうではないという返事でしたので、その場で、一件目を配達完了処理して、二件目の配達先を表示させると、別の配達先が表示されました。同じ配達先だというのは、ラーメン屋さんの女の子とのコミュニケーション上の勘違いだったのかなと思い、それならそれで、2件目は別のところに配達するだけですので、構いません。
そう思っていたところ、一件目のお客様がラーメンを3つ注文したのに、2つしかないと言われました。確かに袋の中には2つしかうつわがないように見えます。こういう時はどうしたらいいですか?と聞かれましたので、店かUberに連絡してくださいと伝え、私はダブルの二件目があるため、あまり長居はできず、その場は去らざるを得ないことを伝え、次の配達先へ向かいました。
そういうことで時間を食ったため、2件目のからあげは冷め気味になってしまいましたが、無事に届けることはできました。

2件目の配達の後、帰りに先ほどのラーメン屋さんの近くを通った時、あの後どうなったのか聞いてみようかと思いましたが、それで私がどうこうできることでもないですし、そのまままっすぐ家に帰りました。
その後、自分の配達員評価を確認したところ、店のBadがひとつ増えていました。お客様からクレームの入ったラーメン屋さんが、配達員が3つのうち1つのラーメンを届けなかったと考えて、そのように評価したということではないかと思います。
あのラーメン屋さんには、その後も何回かピックに行っていますが、あの時のバイトの女の子はあれ以来見かけません。

今回のケースは、最初に鳴った時、1件だけ受けて、ラーメン屋さんの直前で、突然ダブルに変わりました。ラーメン屋さんの女の子からしたら、これが混乱のもとです。ラーメン屋さんの女の子はダブルというものがあるのを知っていたかもわかりません。配達員はダブルがあるのを知っていますが、新人のアルバイトなんかだと、そもそも一人の配達員が、一度に2件分持っていくという発想自体ないかもしれません。
今、私はそうしていますが、ダブルで受け取った時は、たとえ店の人が袋に配達番号を記載してくれなくても、配達員自身がやるべきです。そして、できれば、それを店の人が見ている前でやった方がいいです。そうすることで、二件分の配達であることを再認識して共有できます。

今回は、それだけでなく、ラーメンの数が足りていなかったということが最大の問題です。
今回の件で、その後のピックでは、意識して注文内容を確認するように努めてみました。
しかし、これは意外に難しいことです。ピザ屋さんなんかだと、ピザの名前もわけが分かりませんし、トッピングがひとつひとつ書かれていて、それがトッピングなのかピザ本体なのかも分かりません。それで、ピザの箱を渡されますが、中身を開けるわけにもいかないですので、箱の数で想像はできますが、中にどのように入っているかは予想でしかなく、ひとつの箱を渡されたからといって、中にひとつしかピザが入っていないと言いきることはできません。それはピザに限らず、袋や箱の数が食べ物の数と一致するという保証はありません。
ハンバーガーのファーストフード店であれば、セットメニューで、袋が2つ渡されて、これはハンバーガーやポテトか何かが入った袋と、冷たいドリンクが入っている袋で、2つなんだなと理解しますが、別の時に1つの袋が渡されたとすると、これはハンバーガーやポテトと温かいスープが一つの袋に入っているか、ドリンクのないようなセットなんだなと理解します。その時に応じて、つじつまが合うように解釈しているだけで、これではチェックになっていません。そうかと言って封をされた袋を開けるということもできません。店員さんにいちいち確認していてはうっとうしがられます。
実際に、ひとつひとつ注文を配達員に読み上げさせて確認する店がありましたが、店と同じことが書いてあるだけで、意味がありません。その場で、実際の配達物と突合せをすれば意味がありそうですが、店も配達員もそんなに暇ではありませんし、考えてみれば、配達員の責任の範疇ではありません。
それで、結局、配達物がきちんとあるかどうかをきっちり確認するのは無理なこととしてあきらめました。とはいえ、明らかに分かる場合もありますから、チェックしておいた方がいいのはいいです。

次に、ダブルのリスクです。ダブルをとると、こういうトラブった時に困ります。
他の時にも欠品があったことがあるのですが、その時は、もう一回店に戻って、不足したものを取ってきてあげることができました。本来はそこまでする必要はないと思いますし、配達完了処理後だったので、ボランティアになってしまいますが、それで丸く収まって自己満足にはなります。

Bad評価についてですが、常々思うのは、悪意をもって間違いをおかす人というのはあんまりいないということです。今回のラーメン屋さんの件は、バイトの女の子にミスがあったかもしれませんが、店からUberEatsの仕組みについてしっかり説明を受けていたかは分かりません。店としても、UberEatsのことだけではなく、新人のバイトには覚えてもらうことが山ほどあります。UberEatsのダブルの仕組みとか、そういう細かいことを一度にたくさん説明しても覚えきれません。また、店も忙しくて、バイトの動きを一挙手一投足見ておくことは不可能でしょう。
悪くしようと思って悪くしたのなら評価が良くないのは分かりますが、私自身だって、UberEatsのことに限らず、日常生活で数えきれない間違いを犯しますので、私としては、誰でも起こしえる単なる間違いを悪いと評価することには、違和感があります。
今回、店からBad評価をもらったのは、3つ入れたはずのラーメンのうち1つを、私が配達途中でなんらかの理由でどこかにやってしまい、それを申告せず消えたと解釈したのであれば、Badをもらって当然かもしれません。事実と異なるとしても、そのように勘違いしたのであればBadという気持ちも分からないではありません。
しかし、店が渡していないのを認識していたとして、それをピック時に配達員が指摘できなかったとか、不足しているものがあるのに取りに戻ってこなかったというような理由であったとしたら、それは、私の考え方とは異なります。

店に問題があったとしても、絶対に間違いが起こってはならない。万一間違いが起こったら二度と同じ過ちを犯さないように、対策しておかなければならない。というように完璧主義で考えすぎるのはストレスになることがあります。できることはやるべきですが、現実に今すぐ対策するのは難しいこともあります。こちらでできる対策があるならそれをするしかありません。
先日も吉野家で新人バイトによる欠品がありました。私の確認不足でもあります。新人店員さんや新しくはじめた店は特に要注意ということが言えそうです。

2019年6月4日火曜日

プロ意識がないとは、どういう意味か

UberEatsで配達員やレストランがBadの評価を受けた時に「プロ意識」について指摘を受けることがあります。正確な表現は忘れましたが「プロ意識」がない、あるいは足りないというものです。これは配達員またはお客様がレストランに対して、あるいはレストランまたはお客様が配達員に対して評価する際の選択肢にあります。
「プロ意識」とはなんでしょうか?ここで、プロ=プロフェッショナル(Professional)の定義を何と置いているのか分からないところではありますが、例えば職業としてやっている。つまり報酬を得ているという意味であれば、当然、UberEatsの配達員やレストランは、報酬を得ていることは分かり切っていることで、というより、報酬を得られるからやっており、そういう意味では、プロという認識があり、言われるまでもなく「プロ意識」があることになります。
そういう意味ではなく、報酬を得ているのであれば、その報酬を得ている元になっているするべきことをしていないか、やり方が足りないということを言いたいのかもしれません。そうであるとしても「プロ意識」というだけでは、曖昧すぎてなんのことか分かりません。具体的に、欠品があったとか、配達できていないというように明らかな表現にしなければ意味がありません。
お客様は、レストランに食べ物を注文し、配達員はそれをお客様のもとへ届けます。お客様は、そのために代金を支払っており、それが行われていないとしたら、致命的な問題です。プロかどうかという意識で済む問題ではありません。おそらく、お客様はレストランか配達員かUberに対して、行われていない部分について催促あるいは補償を求めることになるでしょう。
一方で、注文したものが、正常に調理され、お客様の元へ配達されたとしたなら、代金をいただいていることについて履行されており、報酬を得ることはまっとうなこととなります。プロを意識するかどうかにかかわらず、そのようにしていただかないとそれもまた問題となります。

いずれにしても、「プロ意識」がないというのが、いただいている報酬に対する責任を履行していないということであれば、わりと重要な指摘である可能性が高く、そうであれば、もう少し具体的に記載いただきたいところです。

配達員による配達時間の違いは?速い配達員、遅い配達員

UberEatsの配達をしていて、お客様からハンサムと言われたことはなぜかないですが、早いと言われたことは何度かあります。
私の場合、のんびりやっているかというと、レストランに取りに行くときと、お客様のところへ配達するときは、急ぎ気味です。しかし、事故になっては元も子もありませんからあくまで安全運転厳守です。はやる気持ちが出る時がありますが、焦ると危険ですので、落ち着かせるように自分に言い聞かせています。

お客様の立場から見て、配達が早く届くかどうかというのは、運やめぐりあわせによるところが大きく、配達員の能力は一部でしかありません。
まず、レストランが注文を受けて、何分で配達員を呼び出すかレストランの端末に設定してあります。調理が遅れるようなら、配達員の呼び出しを延長されることもあります。
配達員が呼び出されて、レストランへ向かうのにも時間がかかります。配達員が到着した時、調理が終わっていて持っていくだけのときもありますし、まだ調理中で配達員が待たされることもあります。
配達員に渡されてからが、配達員個々人の能力により配達速度に差がでるところです。
配達を開始すると最初に配達先の確認を行います。配達員は配達を開始してはじめて配達先を知ることになるため、ここで配達場所の特定とルートの選定に時間がかかります。
配達員の乗り物が自転車かバイクかの違いがあります。距離が短い場合は自転車に分がありますし、距離が長い場合はバイクが有利なことがあります。
しかし、信号のめぐりあわせや、一方通行、車両通行禁止等の交通ルール、あるいはレストランや配達先が道のどちら側にあるかだけで状況は大きく異なったりします。
そうした条件が良ければ、500メートルを1分で行けることもありえますが、逆であれば5分かかることもあります。

できたての料理を届けたいため、配達員はできるだけ早く届けるられるように努力します。信号待ちの時間やマンションのエレベーターを待つ時間ですら、長く感じます。

注文アプリには到着の目安時間がリアルタイムに表示されています。実は配達員はその時間をまったく知りません。配達員用のアプリには表示されませんし、知る方法もありません。
調理時間、配達員がレストランに行く時間、配達員がお客様のところへ行く時間、すべてがちょっとした理由で簡単に変化し、予想できません。
あの時間は、あまり意味がないので、たとえば配達員が配達を開始したら、この距離なら10分以内に来るだろうな、等と自分で考えられた方がいいと思います。

私自身が配達員であるからではあるのですが、UberEatsで注文した時は、配達員の方にはゆっくりと落ち着いて持ってきてほしいと思っています。事故にあってはかえってややこしいことになるだけですし、もともと急ぐような状況なら、UberEatsでは注文しません。仮に急いでも短縮できる時間は知れています。
私自身も、配達中はついつい急いでしまうので、意識して楽に考えるようにしています。

評価の高い配達員がやっているBadを受けない8つのやり方

UberEatsの配達員はレストランやお客様から配達毎に評価を受けます。多くはGoodの評価ですが、まれにBadの評価を受けます。
Badの評価を受ける代表的なケースが、配達の遅れ、破損していた、です。それ以外もありますが、多くはこの2つが不満のトリガーになって、プロ意識がどうしたとか、その他の評価が追加されていると思われます。

配達の遅れは、ダブルピックの2件目で、ある程度の確率で発生し、ダブルをとる限りは絶対に避けられません。ダブルピックのBadを少なくする方法として、事前にお客様に遅れる旨メッセージを送るという手があり、私も以前やっていて、Badは受けませんでしたが、面倒になってすぐやめたためサンプルが少なく、確証はありません。たぶん少しは効果があるとは思います。
また、しばらく誰もピックに来なかった熟成案件をとった場合も、たとえレストランからお客様の元へ最速で届けたとしても、ピックするまでに相当の時間が経過していることから配達の遅れという評価を受けます。配達は遅れていませんが、全体として遅かったので、配達員の評価のところで、配達の遅れとして入力されるということです。同じことがロングピックでも言えます。レストランからお客様のところまでが5分で行けるところだったとしても、ピックしに行くのに20分かければ全体として、25分かかっていますから、お客様は配達の遅れを入れる可能性があります。

破損については、代表的なのが寿司です。非常に崩れやすいので、たとえ短距離で慎重に運んでも崩れる時は崩れます。汁物もリスクが高いです。カフェのコーヒーもハイリスクで、こぼれるのを防ぎようがないことがありますし、ロングドロップの時は冷めてしまいます。ラーメン等の劣化速度の速い食べ物も結果として、のびたという理由で破損扱いされる可能性があります。
ロングドロップということ自体、長距離を走る分、当然に破損のリスクが高まります。

また、悪天候の日は配達員が不足するため、熟成化されやすいです。配達員不足によりレストランからもBadを受け、濡れた格好で店に入ったとしてBadをもらうことさえあります。


このことから言えるBadをもらわない対策は
・ダブルはとらない
・熟成案件はとらない
・ロングピックはとらない
・寿司はとらない
・カフェやラーメン屋は注文内容によってとらない
・梱包が厳重でないところはとらない
・ロングドロップになりそうな店はとらない
・天気のいい日しか働かない
となります。

したがって、マクドナルド、モスバーガー、KFCといった人気ファーストフード店を中心にとるのがもっとも安全です。こうしたところのドリンクは逆さにしてもこぼれないほど考えられています。こういういたるところに店舗がある店は、ロングピック、ロングドロップは少ないですし、回転が速いので熟成されにくく、全国的なチェーン店なのでシステマティックで間違いが少なく、レストランミスによるとばっちりも受けにくいです。
これらを考えながら配達すれば、評価を98%程度に維持するのは難しくありません。
こうしたことは、私の実感でもそうですし、多くの配達員が経験しているのではないかと思います。雨の日なんかは、複合的に悪条件が重なり、稼働すると数件はBadがあるのを覚悟しなければなりません。

しかし、どう思われるでしょうか?
そういう、簡単な仕事ばかりを選り好みしてやっている方が結果として配達員の評価が高くなるのです。人の嫌がる難しい仕事を引き受けていると、評価は下がっていきます。なされるべき評価がまったく逆になっています。

たまに私自身がUberEatsで注文した時、評価92%とかの人が配達員だったりすると、まじめにやってるなあと好感を持ちますが、99%だと、拒否、キャンセルしまくりしてて、よほど都合のいい案件しか受けてないんじゃないかと思ったりもします。
そういう私も、拒否、キャンセルしがちなので、最近、評価は高めになってきていますが
・・・。

もっとも、事実上、評価が何かに影響するということもありませんので、無視しても問題ありませんし、わざわざ見る必要もありません。本当は評価など気にせず、どんどん仕事をするのが、一番いいのだろうと思います。

UberEatsの配達を効率化する配達員専用Androidアプリを公開しています。速やかで間違いのない配達を支援することでBad評価を減らすことにも貢献できると思いますので、よろしかったらこちらからダウンロードしてお使いください。

UberEatsの配達員は配達を拒否やキャンセルしないほうがいいのか

配達員は、配達を拒否することができます。
まず、配達依頼が来た時(これを配達員は鳴った時という)に、受けない、つまり拒否できます。たとえばピック先が遠いとか、好まないピック先であるとか、ダブルであるとか、さまざまな理由で拒否することが考えられます。
応答率という数値に影響しますが、それがなにかに影響はしていないようです。まじめな日本人の感覚で考えると、よほどのことがなければ、ふられた仕事を拒否するという選択肢は考えられないかもしれませんが、UberEatsに関しては、あまり気にする必要はありません。

次に、いったんは受けたけれども、配達先でピックするまでの間にキャンセルすることができます。ピック先を見つけられないとか、運びたくない食べ物だったとか、いろいろ理由があります。
これをやりすぎると、警告が来ますが、ある程度は問題ありません。気に入らない仕事であれば、無理をせず、速やかにキャンセルした方がいいと思います。
レストランにダブルを辞退してほしいとお願いされることがあるかもしれません。ラーメンのような劣化しやすい食べ物の配達時間を少しでも速くしたい場合です。
そのような場合に、キャンセル数に影響するからといって、キャンセルすることを断る必要はありません。キャンセル数が増えたところで翌週には0にリセットされます。もちろん、ダブルの場合とでは金額が異なってきたりしますので、そうした理由であれば、話は別です。しかし、無理にレストランと配達員はけんかをする必要はありません。基本的にはレストランの意向を尊重する方がいいと思います。

最後に、ピックした後、お客様に届けるまでの間にキャンセルすることもできます。食べ物を受け取った状態でのキャンセルになりますから、これを行うことは通常ではありえません。すぐにUberから警告が届き、最悪は取引停止となります。事故に遭ったとか、食べ物を破損したとか、非常時のみ使います。

UberEatsの配達において、拒否やキャンセルをせず、律儀にすべて受けるというこだわりは、私は意味がないと思います。日本人の仕事に対する考え方では、そうやって真面目に仕事をしていれば、なにかしら報われると思うかもしれませんが、UberEatsにそのようなものはありません。プログラムで自動的に割り振られる仕事ですから、必ずしも適切とは言えないようなこともあります。人間が最終的な判断をして、適切に対応するのが正しいのではないかと思います。

2019年6月3日月曜日

UberEatsの相互評価システムは実用上意味がない理由

UberEatsには、お客様、レストラン、配達員を相互に評価する仕組みがあります。お互いが評価しあうことで、サービスの品質を維持することが狙いです。
お客様がUberEatsで注文をすると、食べ物を受けとった後、レストランと配達員を評価することができますが、それが評価システムです。配達員側も、レストランでピックアップしたり、お客様の元へ配達した時に、それぞれを評価できます。

お客様、レストラン、配達員の中で一番立場が強いのはお客様です。建前としては、それぞれ対等ではあるのですが、お客様は、レストランの商品代金、配達員の報酬、Uber社の収入、すべての費用を負担している立場です。レストランと配達員は対等に近いですが、どちらかと言えば、配達員は仕事をもらう立場ですし、レストランが配達員へ配達料を支払っている名目になっていますので、レストランの方が立場が上に思います。
お客様自身は配達員やレストランに評価されたところで、何の意味もありません。法律に反することや、余程ひどいハラスメントをレストランや配達員に行うことがあれば、悪い評価でしょうが、そうなると評価で済む問題ではなくなってきます。
レストランへの評価は、注文に影響することがあるかもしれませんが、それもごくわずかだと思います。
配達員への評価も、基本的に意味がありません。高いとゴールドパートナーとして認定されて、UberEatsで注文できるクーポンがもらえるらしいですが、皆勤に近い回数をこなす必要があるのと、まじめにやっていては維持するのが難しいレベルの評価が必要です。少なくとも私の場合は関係ありません。極端に低すぎると、Uber社から指導や、最悪の場合、契約の解除があるかもしれませんが、これもよほどのことがないとありえません。注文の数(鳴り)にも影響ないと思われます。仮にあるとしても気が付かないくらい微々たるものです。

このように評価システムは実質的な意味を成していません。しかし、評価の数字を気にする配達員やレストランのモチベーションアップ(ダウン?)には、ある程度の効果があると思います。
お客様が配達員を評価する際に、いくつかの選択肢を選んだり、コメントを入力することができるようです。その選択されたものを配達員が知ることはできますが、なにかコメントを記入されたとしても、配達員はそれを見ることはできません。Uber社の中でフィードバックとして活用するつもりなのかもしれませんが、たぶんいちいち見ていないと思います。

このように、ほとんど実用的な意味のない評価システムですが、正当な評価が行われるという裏付けがない以上、何にも影響しないという現在の状態で正解です。とくにBadの評価は感情的につけてしまいがちです。そのようなものが実益に影響すれば、それこそ問題です。
コメントが見えないようにするのも正解です。おそらく、コメントが見えたところで評価された方は納得できないのが目に見えていますし、場合によっては、理性を欠いた文章であることも予想できます。

配達員は、わざと悪くしようと思って悪くすることはありえません。悪意をもって配達を遅らせたり、わざと配達場所をすぐに見つけなかったり、配達物を破損するということはありえません。一生懸命やっての結果ですし、UberEatsのシステム上どうにもならないことも多く、配達員からみたら、それでBadというのはやりきれない気持ちになります。仮に、お客様が配達員と一緒についてきて、どのようにやっているかを観察していたらとてもBadとは言えないかもしれません。しかし、Badの評価をする方もそれなりの理由でそのようにされているわけです。それは勘違いもあるかもしれませんし、実は当然のものなのかもしれません。
そのように、どちらが正しいか定かでないようなことを、現実の損得に影響させるのは危険です。やはりどこにも影響しないという今のUberEatsのシステムの運用でちょうどいいのです。

ちなみに、私はすべてのレストラン、お客様にGoodしか入れたことがありません。機械的に何も考えず全てにGoodを入れています。正直、態度がどうかと思うレストランやお客様もおられますが、いちいち何も考えません。以前Badを入れられたレストランがありましたが、次に行った際、ぐっとこらえて何も押しませんでした(Goodは押せませんでしたが)。いつもピックに行く近所のレストランも執拗なBad攻撃を食らったことがあります。今はそのようなことはないですし、私は相変わらずGoodしか入れていません。おそらく特定のバイト店員の感情的な行動だと思います。

あるレストランに行ったとき、「そこには隣の家の扉があるので、今度からこっちに止めてくださいね」と駐輪場所について、店の人からやんわりと指摘いただきました。それで思ったのは、配達員としても、レストランやお客様に改善する点があるのであれば、そのようにするのが正しいのではないかと思います。
私は、レストランのピンずれや、お客様の配達員へのメモ欄に以前のものが残っている場合等、雑談のような雰囲気で指摘することがあります。そうすることで、険悪なムードどころか、かえって友好的になったりします。思えば、そういうときというのは、間違いを指摘したいのではなく、問題が起こりそうなことを未然に防ぐという、相手に悪いことが起こらないようにしたいと考えたときのように思います。

UberEatsの配達員の収入はずばりいくら?

一般の人がUberEatsの配達員のことで、真っ先に興味を持つのは収入のことではないでしょうか。
最初に答えを書きますが、1件の配達あたり500円前後、安いと300円で、高いと700円くらいです。それを一時間に2~4件程度こなします。一日、普通にがんばって20件くらいだと思います。それ以上もできますが、20件もやれば疲れます。ということは一日で1万円ということです。
しかし、注文が入らなければ、配達員の仕事はありませんから、注文の多さによって、収入は変わってきます。普通の仕事では時給という表現がありますが、UberEatsの配達において、時間あたりの給与というのはありません。注文を受けた結果として1時間あたり、どれくらい売り上げがあったのかということでしか、言いようがありません。そういう意味でいえば、平均して1000円くらいだと思います。
上記をふまえて、年収で考えると、これをフルでやっている人は300万円くらい、副業なら100万円くらいではないでしょうか。
他にやることがある人には、こうした小さな額のために、時間を浪費することはおすすめしません。しかし、自転車やバイクで走り回るのが好きな人や、金額に対して欲のない人には、やってみるのも面白いと思います。

実際の報酬は、配達距離、ピック料金やブーストと呼ばれる付加料金、さらにクエストという回数インセンティブ等もあり、単純ではありません。運ぶものや、運ぶ先の状況、暑い、寒い、雨、風といった条件によって、報酬に対する感じ方も変わってくるかもしれません。
衣類やガソリン代といった経費は別途かかります。

UberEatsの配達にはある程度、性能のあるスマホが必要

今、私が使っているスマホは、Snapdragon 845というCPUを搭載しています。値段は少し高かったのですが、スピードが速いです。
前までは、Snapdragon 430という、ものすごく遅いものを使っていました。Uber Driverアプリの地図をズームしたりするだけで、よくアプリが落ちました。

それで言えることは、UberEatsの配達には高性能なスマホを使うべきだということです。当たり前のことではありますが、快適さが段違いです。
Uber Driverアプリのすべての動作が速くなりますし、他のアプリに切り替えたりするのも速いです。そうした速さはUberEatsの配達という忙しい状況を考えると重要です。
コストをかけすぎては、UberEatsで、なんのために稼いでいるのか分からなくなってしまいますが、少しはコストをかけてもいい部分ではあります。

あと、欲しいのは防水性能です。雨が降るとどうせ液晶画面は操作不能になるので、強力な防水である必要まではないのですが、突然の雨や、軽い雨が降ることはあります。そういうときに壊れないようにしなければなりません。

古いスマホは今は、ナビ専用として活躍しています。
メインのスマホから、ナビ専用スマホへは、UberEatsの住所情報をウバーコンパニオンでBluetooth転送しています。

難易度の高いUberEatsのラーメンの配達

近所のラーメン屋さんが、UberEatsをはじめたようです。今回はじめての呼び出しがありました。レストランからのメモには、こぼれやすいので慎重に運ぶように書かれています。
ラーメンは運びにくく、のびやすいので、難易度の高い案件です。少しでものびないようにと、ラーメン屋さんによってはダブルピックでの配達を辞退してほしいというところもあります。スープは、こぼれないように梱包がしっかりしているところや、スープは別に分けて梱包しているところもあります。

お客様のところに到着し、袋を渡そうとしたところ、お客様からこぼれているんじゃないかと言われました。それでよく見てみると、袋の下に茶色のスープが溜まっています。食べる前にどんぶりの底を拭かなければならないでしょうが、スープは十分食べられる程度には残っていますから、お客様にはお詫びをし、お渡しするしかありません。スープのこぼれに気が付かずに渡してしまうより、指摘していただき、お詫びできたことは不幸中の幸いだったかもしれません。

今回はラーメンの運搬ということで、慎重に運んだつもりでしたが、それでもスープがこぼれてしまいました。ラーメン屋さんが、まだUberEatsをはじめたばかりということで、対策が不十分の可能性があります。配達員へのメモで慎重に運ぶように書かれてはいますが、歩いて行くわけにはいかないため、どうしても傾きや振動をゼロにはできません。わざわざメモに書かれているということは、以前にもこぼれたというクレームがあったということでしょうから、今後も他の配達員もこぼすことが多いでしょう。

こちらのラーメン屋さんは、もう一回くらいは、ピックに行きますが、それでもこぼれるようなら、店に対策を提案した方がよさそうです。それも無理なら、自分で対策を講じるか、配達を避けるしかないかもしれません。

UberEatsの配達で吉野家の牛丼が欠品 新人店員には要注意

UberEatsでは、吉野家で半額プロモーションをやっており、本日もまた吉野家からの注文が入ります。
店で受け取った際、渡してくれた人が、私に配達物を渡した後、店の人からなにか説明を受けていました。どうやら新人店員さんのようです。
それはそうと、私は配達先に向かい、お客様のメモにより、外で受け取るとのことだったので、家の前で待っていただいているお客様を見つけて、無事に配達できました。と、なるはずだったのですが、2つ注文した牛丼が1つしかないとのこと。配達アプリを見ると「2倍」と書かれています。これは2つということですので、ご指摘通りのようです。吉野家の店員さんが新人でしたので、やられてしまいました。おそらく数量までは見ていなかったのでしょう。
お客様はもうひとつ取りに帰ってくれますか?とのことでしたが、次の注文がストックしているため、ここはマニュアル通りにお客様からサポートへ連絡していただくことにしました。1つ分は返金処理をしたようです。
今回のお客様は、落ち着いた対応でした。当然満足のいくサービス結果ではないため不満であることは理解できますが、配達員の責任がゼロとは言いませんが割合が高いとはいえないかもしれませんし、言ったところでなるようにしかなりません。Uberは、個人運営のような小規模な会社ではなく、しかも海外の企業ですから、どうせ柔軟な対応も期待できません。
レストランとUberは1つ売って1つ分の売り上げを得て、配達員は正当な報酬を受け取ります。今回のような件で、一番損をするのは、2つ注文したのに、1つしか受け取れず、期待したサービスを得ることができなかったお客様だけです。1つ分は返金されるとしても、返金しなくてもいいから2つ持ってこいというのが、お客様のご意見となるでしょう。
お客様は、個人宅ですから、場所が分かりにくいと思って、配達員が到着する前には、外で待っていていただいていたのだと思いますし、今回のトラブルによりその場で時間を要したことに対して私にお礼の言葉までいただきました。

UberEatsの配達をしていると、お客様、レストラン、そして配達員とも、間違いを犯します。人間がやっている以上、避けられないことです。だいたいは問題なく配達できることが多いですが、ある程度の確率で、どこかにミスが発生します。配達員は、多くのレストラン、多くのお客様の間で配達を繰り返すことで、経験を積んでいきますし、レストランとお客様の中間にいて、双方のミスをカバーできることが多々あります。しかし、できないことも多いですから、ただ、その場でできることをするしかありません。

UberEatsで、前に注文した時の配達先で注文してしまう問題

UberEatsの配達をしていると、時々トラブルに見舞われます。

本日はあるレストランでピックアップし、配達先へ向かいました。配達先は私が住んでいる場所の斜め向かいのマンションなので、そこに行くのに迷いようがありません。これは楽勝だと思いました。順調に到着して、オートロックのインターフォンを押しますが、反応がありません。3回押して無反応でしたので、お客様へ電話をかけることにしました。マンション名を伝えると、間違えたとの回答。配達先は別の医療施設と言われました。レストランからは反対方向で、この場所からでは結構距離があります。しかし、すでに背負っている食べ物は、配達するより仕方ありません。
「ストック」といって、お客様のお宅へ向かう途中に、次の注文が入ることがあります。その時は昼時でしたので、どんどん注文が入ってきており、やはりストックが入っていました。その案件についてはキャンセルし、さらに次の依頼が入らないように停止して、正しい配達先へ向かいます。若干場所を迷いましたが、無事に届けることはできました。
ロングドロップになりましたので、1000円近い配達報酬になりましたが、昼時の一番いい時間を消費し、回数インセンティブへの影響という点では、あまりよくありません。

こうした、配達場所の間違いというのは時々あります。というのは、以前に別の場所から注文したことがある場合、注文アプリの操作の間違いにより、そちらの住所への配達になってしまうことがあるからです。そういうときがあると、配達開始時や配達中に、お客様から正しい場所に配達して欲しいという連絡があることがあります。ピック前であれば配達員に連絡をとれませんので、お客様がレストランへ電話をされることもあります。
それで正しい場所に配達できれば問題ないのですが、あまりにも遠すぎて配達が困難な場合があります。日本を旅行している外国人から注文されることがよくあるのですが、彼らは日本の複数の都市を移動したりします。それで、例えば、東京でUberEatsを注文して、後日、京都に行ってから、また京都でUberEatsを注文した際に、京都にいながら、東京のレストランから東京の宿泊していたホテルへ配達依頼をされることがあります。そうなると、東京から京都への配達変更になってしまいますから、新幹線や航空機を使うとか、バイクや自転車でも絶対に行けないわけではありませんが、現実にはそこまではしません。
私はこのケースを2回経験したことがあります。サポートに連絡し、事情を説明した後、サポートからもお客様への確認を行い、最終的にはキャンセルとして処理します。
食べ物は廃棄処分になります。私は、1回目のときは配達先ホテルの受付の人に差し上げ、2回目の時は、3日間、毎日三食ピザを食べるはめになりました。
食べ物を受け取ることができなかったお客様は、その後どのようになるのかは分かりません、Uberに問い合わせれば、なんらかの救済措置があるのかもしれません。
それより、もともと注文アプリで間違えないような対策をしておくべきではあります。

UberEatsで注文して届かないときは熟成されているのかもしれない

雨天や繁忙時間帯で配達が遅れている案件、レストランが僻地で遠いため、誰も取りに来ない案件、配達員がいったん受けて、なんらかの理由で時間が経ってからキャンセルされた案件。そうした長時間配達が行われず、レストランに置きっぱなしになっている食べ物を熟成案件といいます。
熟成案件を拾うと、お客様から、配達が遅れたとか、プロ意識がどうしたとか、食べ物がダメになったとか、Bad評価をもらいます。せっかく配達してくれた勇気ある配達員へ真逆の評価をされてしまうのです。
ですので、一度熟成がはじまると、配達員の間で誰も取りたがらず、たらいまわしがはじまります。引き取り手がないので、どんどん遠くの配達員へ割り振られますが、遠いので当然誰も受けません。誰も受けない案件は、空のかなたを彷徨い続け、やがて2時間が経過すると、システムにより注文自体が自動的にキャンセルされます。

実際は、そのうち配達員のだれかが取るでしょうが、こうした詰めの甘い部分があるのが、UberEatsシステムらしいところです。最近はお客様のUberEatsへの理解も増えてきたような気がします。

2019年6月2日日曜日

雨の日に完全崩壊するUberEats。いつまで待っても届かない。

UberEatsの配達員は、シフト勤務ではなく、いつ出動しても、いつ出動しなくても構いません。ということは、条件の悪い時には、配達員の数が激減します。例えば雨天の時は、配達員不足に陥ります。お客様は雨が降っているからこそ配達してほしいのに、配達員はその逆の行動をとり、配達料が高騰して、それでもさばけなくなると、このUberEatsシステムはついに破綻し、注文受付を停止せざるを得なくなります。
雨の時に限らず、昼食時や夕食時のピークは配達が追い付かないことがあります。ちょうど12時だからと、昼食を注文しても、届くのが13時以降になってしまったりすることがあり得ます。
そういう忙しいときは、クエストという配達員への金銭インセンティブで、出動させるような働きかけはあるのですが、雨の日等、配達員もずぶ濡れのなか危険を冒してまでやりたくないので、結果は伴いません。

そうすると、おなかをすかせたお客様は、なかなか届かない食べ物にイライラし始めます。なかには直接レストランに電話をして状況を確認する人もいます。しかし、レストランの人にはどうすることもできませんし、状況も分かりません。レストランの人はお客様に不満を持たれることが一番つらいですから、鳴り続ける配達依頼にてんてこ舞いの中、ようやく取りに来てくれた配達員に、来るのが遅いと言ってしまうことになります。お客様に配達されたころには、レストランに置きっぱなしだった食べ物はすっかり冷めてしまっているかもしれません。
誰もやりたがらない雨の中の配達を引き受け、通常よりはるかに厳しい環境で配達をしても、配達員にはレストランからもお客様からもBadとして評価をいただきます。恩を仇で返されるとはこのことで、そうなると、ばかばかしくて、ますます雨の日の配達をやりたがらなくなります。まさに悪循環です。

現実には、お客様に雨の中の配達を労わっていただくことの方が多いのですが、どうしても、ある程度の割合で、不満に思われることは避けられません。
お客様はともかく、レストランなら事情を分かって理解していると思われるかもしれませんが、実際はそうでもないようです。慣れてきたレストランであれば、分かってますが、はじめて間もないレストランは、やはり困惑されます。

UberEatsは、システム的にこうなるのは宿命ですので、仕方ありません。
雨の日に注文されるお客様は、気長に待つか、むしろ待たないで他のことをしていて届けばラッキーくらいに考えておいた方がいいかもしれません。
さて、いよいよ梅雨のシーズンがはじまります。

2019年6月1日土曜日

UberEatsで現金払いを受け付けると1000円札の札束ができる

私は、買い物ではコンビニでもどこでも、おサイフケータイ経由でカード払いをし、それが無理ならクレジットカード、それも無理ならnanacoやsuicaで払うという、キャッシュレスを優先しています。しかし、コンビニでもスーパーでも、他の人の支払いを見ていると現金払いが多いです。半分以上が現金ではないかと思います。キャッシュレスが当たり前の感覚からすると、いまだに現金払いをしているというのは、意味不明に見えます。わざわざ、札や硬貨を一枚一枚、一つ一つ、やり取りしているのです。
現金払いでなければ、目の前で現金のやり取りがないので、使いすぎてしまうという話がありますが、カード払いであれば、アプリやウェブで買い物の記録をすべて確認できますし、毎月の使用量も一目瞭然です。むしろ現金の方がいくら使っているのか把握できず、使いすぎる危険性があります。

UberEatsは、昔はカード払いのみでしたが、現在は現金払いも受け付けています。はじめ、現金払いという時代錯誤なことを今さら、と思いましたが、実際、現金払いのお客様もおられるため、裾野を広げる意味で効果はあると思われます。

私も配達員として現金払いを受け付けています。最初、銀行で9,999円を4回に分けて引き出し、1回の9,999円は万一の非常時用として分けてとっておき、3回分の9,999円を通常のおつり用としてケースに入れて用意しておきました。

お客様から一万円札を受け取ったときは、一万円札をおつり用として持っておいても意味がないばかりか、おつりと間違って渡したり、なくしたりするかもしれず、リスクしかありません。一万円札をもらったら、すみやかに個人用財布へ移動します。
そうやって、大きなお札をもらったり、おつりを返したりと、おつり用ケースの中は、増えたり、減ったりを繰り返しているわけですが、ありがたいことに、ちょうどの金額や、細かい金額を用意されているお客様が多く、その結果、おつり用のストックは補充する必要がなく、増えていく傾向にあります。
だんだん、分厚く、重くなるおつり用ケースを見てみると、いつのまにか数十枚の札束になっていました。といっても全部千円札です。防犯上よくないですし、なくしてしまう危険性があるため、半分くらいは抜き取りました。


お客様が支払われた代金は、レストラン、配達員、Uberに分配されています。注文するときに支払う配達料が配達員の取り分というわけではありません。配達員には、お客様が支払われた金額に関係なく、ピック、ドロップ、距離に応じた金額が支払われます。お客様が1万円を払っても、あるいは1円も払わなくても、配達員が受け取る金額は変わりません。レストランは料理代金のある程度の割合、おそらくは30%程度を手数料として除いた分を受け取っていると思われます。そして、Uberは残りの分を受け取っています。
現金払いされた場合、配達員の取り分はお客様が支払った金額よりずっと少ないことが多いです。したがって、多く受け取った分を返さなければなりません。カード払いであったり、現金払いであったり、複数の配達をし、トータルとしてマイナスになる場合は、クレジットカード払いという形でUberに返すことになります。この時クレジットカードのポイントが溜まり、利用実績として加算されるのが、現金払いを受け付けるメリットのひとつです。Uberとしても、国際送金で銀行に振り込むよりはいいのかもしれません。
他に、現金払いを受け付けるメリットは、現金払いとカード払いの両方の注文を受けることができため、カード払いだけよりは注文を受ける機会が増加するメリットがあると思われます。

逆にデメリットはいろいろあります。
おつりを用意すること。おつりの計算間違いで、お客様に迷惑をかけたり、配達員が損をしてしまう可能性があること。配達時に手間がかかること等があります。こうしたデメリットを考えると、現金払いを受け付けないというのは、アリだとは思います。
ちなみに支払いを拒否されたことは一度もありません。万一支払われなくても配達員にはUberが保証してくれるでしょうから、配達員としては被害はないとは思います。

最後に、おつり計算については、手前味噌ですが、Androidアプリ、ウバーコンパニオンでも対応しています。すべての組み合わせのおつり金額が自動で表示されます。例えば、お客様の支払額が1,460円だったとすると、
10,000-1,460=8,540
5,000-1,460=3,540
2,000-1,460=540
1,500-1,460=40
といった一覧が表示されます。
また、仮に2060円のような感じに支払われた場合には、2060と入力して計算することもできます。

2019年5月31日金曜日

UberEatsのダブルピックの2つのメリットと4つのデメリット

配達員がダブル(ダブルピック)と呼んでいるものがあります。レストランで2件分の食べ物を受け取って、それぞれを順番に配達するケースです。
レストランに同じような時刻に2件の注文があって、それらが同一の配達員に割り当てられることもありますし、配達員が1件の割り当てを受けてレストランに向かっている途中で、もう1件追加でリクエストが来て、同じ配達員に割り当てられることもあります。
配達員は、最初の1件目の配達を終えてから、そのまま次の2件目に行くことになるのですが、1件目に行っている時、お客様の注文アプリでは「他の配達をしている」といった内容のメッセージが表示されています。

1件目に行ってから2件目に行くのですから、2件目はその分余計に時間がかかることになります。たとえレストランから2件目までの最短ルート上に1件目があったとしても、1件目のお客様に食べ物を渡す時間が数分かかりますから、その分は時間がかかります。通常はそんな都合のいいことは、まずなく、たいていは1件目へ迂回していかなければなりませんし、最悪は逆方向に行くことすらあります。

ダブルの2件目の配達先のインターフォンを押して「ウーバーイーツでーす」と呼びかけると、返事がなくドアだけが開き、渡す時も無言で受け取られ、さっさとドアを閉められることがあります。そして、その後、例によって「配達の遅れ」というBad評価をいただきます。
たいていのお客様は理解がありますから、ダブルの2件目であってもBadをもらうことはそう多くないのですが、それでも、それなりにあります。そういう時は、だいたい渡す時の雰囲気で分かります。
2件目に回されるということが、気に入らないということなのか、注文アプリに表示される配達員の位置が、レストランからの最短距離でなかったからなのかは分かりませんが、不満に思われるようです。アプリには他の配達をしていることを表示していますから、ダブルという仕組みがあることをお客様が承知していたとしても、そのシステムそのものへの抗議も含めて、やり場のない不満を配達員への評価としてぶつけているのかもしれません。

以前、Badをいただいた時に、Googleマップの履歴機能から、ダブルの配達にどの程度の時間がかかっているか確認してみたことがあります。レストランから1件目までが5分、そこから2件目まで5分でした。おそらくレストランから2件目に直行していれば5分くらいで済んだと思いますので、2件目には追加で5分遅くなっていると言えるかもしれません。もちろん、この時のBadの理由が、ダブルによるものか、確証があるわけではありませんが、私はそうだろうと思っています。
他のケースであってもダブルの2件目で増える時間はだいたい5~10分程度が多いのではないかと思います。
その5~10分をどのように考えるかというのは人によりますが、正直、大した延長ではないと思います。問題の本質は時間ではなく、ダブルの2件目であるということだと思います。単刀直入に言えば感情論ということです。

一人の配達員が2件の配達をするということは、他の配達員がピックに行かなくてもよくなるので、配達員を節約できることになります。地域にいる配達員のリソースは限られていますから、同じレストランで複数のピックをすれば、全体としてはピック時間の節約となり、その分早く回ります。特に配達員が不足するピーク時間や雨天の時はダブルが頻発しますし、それによって効率化が図られている可能性があります。
そうした効率化によって、地域全体としての配達時間が少しずつ短くなります。たとえダブルの2件目のお客様であっても、巡り巡ってそうしたことの恩恵を受けているのかもしれません。

以前は、配達員にとってダブルはおいしい案件でした。バグによって2件分の報酬を受け取ることができていました。レストランから1件目までの距離を2重にカウントされていたのです。現在は修正されてしまい、金額的なメリットはありません。ダブルをやったあと、その金額を見て、少なさに落胆します。
そればかりか、ダブルはデメリットが多いです。
まず、1件目でトラブった時に、焦るということです。ただでも2件目は時間が遅くなるところ、1件目で配達場所が分からないとか、なにかのトラブルで遅れてしまうと、2件目に影響します。
配達物の取り違いが起こる可能性もあります。レストランで受け取る際に、2件分の配達物の、どれがどっちかをしっかりチェックして、必ず袋に配達番号を記入するようにしていますし、お客様に渡す時にも慎重にチェックしますが、潜在的に渡し間違いや渡し漏れが起こるリスクがあります。そもそも、そうしたことに気を使うというだけでもダブルは取り扱いにくい案件です。
運ぶ荷物は2件分ですから、重たくなります。荷崩れを起こしやすく、当然、それを意識してゆっくり配達するのですが、そうしたこともまた気を使うことです。
また、ラーメン屋さん等、一部のレストランではダブルの辞退をお願いされているところがあります。食べ物の劣化が早いので、たとえわずかでも配達時間が増えるリスクを回避したいということでしょう。
2件目のお客様が不満を持つのは感情論だとしても、せっかく、食べ物を注文をしたのに不快な気分で食べるのではおいしくないでしょう。勝手に腹を立てているだけで、そんなことを配達員が気にすることはないのかもしれませんが、しかし、配達員としても、お客様が不満を持つのは楽しいことではありません。できれば、注文した食べ物を気持ちよく食べていただきたいです。そうであれば、たとえ感情論で、非効率であり、不合理だとしても、あえてダブルは受けないという考え方もあります。

そうなると、ダブルは、リスクが大きく、金銭的メリットは少なく、そのくせお客様からは不満を持たれるという、踏んだり蹴ったりの案件ということになってしまいます。しかし、メリットもあるにはあります。クエストという回数インセンティブで2回分としてカウントされるということと、配達が少ない時間帯に、わずかでも多く稼げるということです。

以前、ロング気味のピックでKFCから呼ばれたことがあって、そこへ向かっている途中、あと1分で到着というところで、もう1件鳴ったことがあります。ダブルということですが、受けるかどうか迷いました。上に書いたようにダブルはデメリットが大きいので避けたいのですが、そのKFCの場所が僻地気味で、ロングで呼ばれたということは周辺に配達員がいない可能性が高いということが予想できます。自分が取らなければ、他の配達員が遠くからやってくるのに無駄な時間がかかります。もう目の前に来ているのなら、それを自分が取った方が早いでしょう。しかし、2件目のお客様はそんな事情などつゆ知らず、2件目であるということで不満を持たれる可能性があります。
迷いましたが、合理性を考えてダブルをとってしまいました。配達した後、特にBadはもらっていないようです。

こういったような事情がありますので、お客様としても仮にダブルの2件目だとしても、いちいち不満に思わず、気持ちよく食事をされた方が幸せだと思います。
私も、UberEatsで注文した時にダブルの2件目になったことがありますが、注文してから30分くらいで届いたので全然遅くなってないんですけど、到着した配達員が「遅くなってすみません」と言っていたり、顔が汗で輝いていたのを見て、気持ちが分かるだけに、やっぱりダブルは気を使って大変だなあと思ってしまいました。

ToDo

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