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2022年5月25日水曜日

画面カバー使用時にナビゲーションバーのタップを無効にする方法

 V1.100で画面カバーを追加しましたが、画面最下部にあるナビゲーションバーのタップをブロックすることができず、どうしても防ぎたい場合はテープか何かで物理的に隠すしかないと思っていました。

しかし、ブロックすることはできないまでも、Androidの機能でタップを反応させないようにすることはできるようです。Androidのバージョンや機種によって、使用可否が変わってくるのですが、Androidの設定の

「ディスプレイ」→「詳細設定」→「ナビゲーションバーを隠す」

または

「ユーザー補助」→「システム ナビゲーション」→「ジェスチャー ナビゲーション」

Android 12では

「システム」→「ジェスチャー」→「システム ナビゲーション」→「ジェスチャー ナビゲーション」

を使う方法があります。

どちらもタップでは反応せず、ホーム画面に戻るには上にスワイプする操作に変わります。基本的に雨粒は上から下に流れ落ちるので、下から上方向のスワイプはあまり発生しないはずです。しかしながら、当然、Androidの操作方法は変わってしまいます。

これらの設定を使うと、ナビゲーションバーがなくなった分、アプリケーションで使われる画面サイズが広くなります。コンパニオンの画面カバーで全体を隠すことができなくなるため、V1.102で画面カバーのサイズを拡大しました。


Android 12では、画面上部から下にスワイプして表示される通知バーを従来の方法で閉じることができなかったので、そのための対応も行っています。

2022年5月16日月曜日

雨の日の配達向けに画面カバーを追加しました。

これから梅雨の時期が始まり雨天での配達が多くなります。雨の中での配達ではそうでないときにはない問題がでてきます。イライラさせられるのは、雨粒がスマホ画面を勝手にタップして、いつの間にか関係のないアプリが起動して、スマホの状態が無茶苦茶になっていることです。スマホをジップロックの中に入れたりもしますが、それでも雨粒による誤タップは起こります。

それで、なにかいい方法はないかと思っているのですが、アイディアのひとつとして、コンパニオンアプリに画面を操作できなくする仕組みを入れて、雨粒が画面に当たっても反応しないようにすればいいのではないかと思いつきました。少なくとも、見ていない時にあっちこっち勝手にタップされて知らない間にわけの分からないことになっているという事態は防げます。

もちろん、操作不能にしては、自分自身も操作できなくなりますから、タップ不能にする状態と、タップ可能にする状態を素早く切り替えらるようにしたいです。


V1.100で、「画面カバー」という機能を付けてみました。現状、Android 10以降でのみ使えます。

タイトル部分をスワイプアウトして表示されるメニューから「画面カバー On」を選択すると、画面全体を青色の半透明なカバーで覆います。

これで画面のほとんどの部分をタップしても反応しなくなります。


それでも反応するのは、画面最上部の時計等があるステータスバーと呼ばれる部分から下にスワイプして引き出されるシステムメニューと、画面一番下のナビゲーションバーと呼ばれる部分です。これらは、Androidシステムの機能なのでブロックすることができません。しかし、ステータスバーを下にスワイプして表示されるシステムメニューに関しては引き出されてもすぐに引っ込めるように対策しました。ナビゲーションバーについてだけ、今のところどうしようもありません。


画面カバーを外すにはカバー全体を上にスワイプします。再カバーするには、端末を前や横に傾けます(3軸方向のいずれかに一定角度以上変化させる)。操作可能な状態と不可能な状態をなるべく素早く切り替え可能で、また、端末の角度が変わると再カバーされるので、無意識で行えます。


カバーをした状態のままでも、ダブルタップするとその下の部分をカバー越しにタップすることができます。一回のタップだけしたいような時は、カバーを上げることなくできます。ダブルタップが通った時はそれが分かるように端末が振動します。


雨粒がカバー上のどこかをタップし続けている可能性がある時は、カバーが赤色に変わります。その場合は、画面の雨水を拭いてから操作してください。


設定で、画面カバーに関する細かい設定を行うことができます。


問題は、タップをブロックできないナビゲーションバー部分ですが、まず、Androidの設定からGoogleアシスタントをオフにすることで、それが表示されることは防げます。

完全に防ぐには、テープか何かで覆って物理的にブロックするしかないかもしれません。しかし、仮に誤タップされてもホーム画面に戻される程度ですので、災害は限定的です。


さらに私のスマホの場合、端末の一番下の部分に指紋認証のセンサーがあり、水が触れると誤タップされてホーム画面に戻されます。これもAndroidの設定でその機能を無効にしました。


実際に雨の中で稼働してみたところ、誤タップによるフラストレーションは軽減されたと思います。その代わり画面カバーによる操作の煩わしさはあります。誤タップによる意図しない致命的な操作を防ぐという点で、安心感はあるので、これはこれでアリだと思います。

また、スマホに防水性があって、雨足も強くないのであれば、裸のまま使える利点もあります。

とはいえ、充電コネクタに濡れた状態のケーブルを差すと、スマホの故障になりかねないので裸のまま使うのは別の注意が必要です。

ナビゲーションバーは、やはり画面の下にあるので、雨水が流れ落ちて誤タップされ、しばしばホーム画面に戻されます。これについては別の物理的な対策が要りそうです。


画面カバーは、雨の日だけでなく、スマホをポケット等の中に入れておいた時の誤タップ防止にもなります。誤って配達をキャンセルされたりすると面倒なことになるので、そういう対策でも活用できそうです(作者←経験者)。


Androidアプリは、残念ながら固まることがあります。プログラムの問題もありますが、多くのアプリを同時に起動して、メモリが不足するといったシステムに起因することも多いです。仮に画面カバーがかかった状態でコンパニオンアプリが固まった場合、スマホが操作不能になります。その場合には、電源ボタンを長押ししてスマホを強制再起動させてください。普通は起こらないことですが、万一の場合の対処法としてご留意ください。

ToDo

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