コンパニオンは公式配達員アプリの表示情報を読み取って動作しているため、公式配達員アプリに変更があれば、それに合わせてコンパニオンのプログラムを変更する必要があります。それには多少の時間を要し、その間、正常に使えなくなります。
クリティカルな機能でなければなんとかなるのですが、配達の現場で多用する住所アシスタントが使えないのは不便です。
そのため、V1.114において、収集モードを追加しました。
これは、画面に表示されているテキストを単純に収集し、表示する機能です。公式配達員アプリに変更があっても、変更があったままのテキストをそのまま一覧表示するので、その中から住所と思われるテキストを選んでナビに利用できます。
収集モードはデフォルトでオフになっています。使うためには設定で「収集モード」をオンにしてください。
住所アシスタントの下に網(ネット)の絵のアイコンが表示されます。
このアイコンをタップすると、公式配達員アプリで取得しているテキストを一覧表示します。
もう一度タップすると通常の住所一覧に戻ります。
たとえば、今後、複数店舗ピックが開始されたとして、コンパニオンアプリがそれに対応できるまでの間、緊急避難的に収集モードを使ってしのぐことができる可能性があります。
・本当に単純にすべてのテキストを収集すると、あまりにも多くの余計なものが表示されるので、あきらかに不要なテキストは収集しないように絞っています。
・収集モードをオンにすると、端末負荷が増えます。また、通常の住所アシスタントのジオコーディングに影響が出て、遅くなったり、失敗する可能性が高まります。
・公式配達員アプリのメニュー等を操作した時に表示される無用なテキストも取得してしまいます。
・通常使用ではなく、非常時に使うことを想定しています。
・「収集モード」という、あいかわらずネーミングセンスがあれなのは、ご容赦ください。