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2023年2月26日日曜日

2023年に入ってからの新機能(業者地図追加、配達記録改良、置き配メッセージ自動入力、次のピック先表示、音声設定)

今年に入ってからも何度かコンパニオンアプリの更新を行っていますが、その中で主要な変更についてご紹介します。


業者地図ですべての公開メモを見られるようになりました。

アプリ上部の「History」と書かれた部分をタップして表示できる履歴ページに業者地図を追加しました。

コンパニオンユーザーの配達記録に基づき、地図上の業者の推定位置にマーカーを表示します。ご自身の配達記録がある場合や、公開メモがある場合は、それを示すアイコンと件数をマーカーに併記します。

各マーカーをタップすると情報ウィンドウが表示され、その情報ウィンドウをタップすると、対象業者の詳細な情報や公開されているメモを表示します(プロフェッショナルユーザーの場合、対象業者に対するご自身の配達記録も表示します)。


地図上部のチェックボックスで表示マーカーを絞り込めます。

・公開メモ…公開メモがある業者のみ。

・配達記録…ご自身の配達記録がある業者のみ。

・1年以内…1年以内にデータの更新があった業者のみ。名称が変わっていたり、サービスを提供していない可能性のある業者を非表示にできます。


配達記録の地図や統計を表示している時は、右上のアイコンボタンタップで業者地図に戻すことができます。さらにプロフェッショナルユーザーの方はスワイプアウトして表示件数を変更できます。

デフォルトでは、表示されている地図の範囲にある最近注文のあった業者から最新100件を表示します。地図をズームして表示範囲を狭めていくことで、非表示になっている業者も表示されていきます。


マーカーは配達記録に基づく推定位置なので、ある程度ずれますし、場合によってはとんでもない位置になっていることがあります。参考程度とお考え下さい。


配達記録の編集がもっと便利になりました。

これまでの配達記録の表示について少し改良しました。

右端に追加した上下矢印のボタンを上下にドラッグ(上下スワイプ・ボタンを触ったまま上下に動かす)ことで、地図とその下の一覧の境界を上下移動できます。状況に応じて見やすい位置に調節できるようになりました。

以前より、一覧の各項目をロングタップ(長押し)してメニューを表示し、その中から業者や配達先のメモを入力できます。そして一覧にその入力済のメモを表示していますが、そのメモ部分をタップして入力済メモの内容を再編集できるようにしました。

地図上のマーカーをタップして表示される情報ウィンドウをタップすることでも、配達に関する詳細な情報を表示できるようにしました。


置き配メッセージが自動入力されるようになりました。

公式配達員アプリにて置き配のメッセージを入力するタイミングで、固定メッセージをクリップボードに入れてくれる機能があります。後は、テキストボックスに貼り付けるだけで、それを入力することができました。

これを自動で貼り付けするようにして、さらに省力化しました。


Androidが画面情報をプールしている領域の容量に制限があるため、Androidのバージョンや機種によっては自動で貼り付けできない場合があります。その場合はこれまで通り、テキストボックスに貼り付け操作を行ってください。


複数店舗ピックで次のピック先を表示

複数店舗ピックの一件目のピック時に、次のピック先名を住所アシスタントに表示するようにしました。

一件目のピックの待ち時間がある時は、先行して次のピック先をナビ入力しておくことができます。


ピック先の名称でジオコーディングしますが、登録済のピック位置がある場合は、そちらを優先します。(ピック位置の登録は、配達記録の地図でPマーカーをロングタップしたままドラッグで行えます。)


次のピック先は住所アシスタントの地図上で「NP」のマーカーとして表示します。


一件目のピック先に行こうとしている時に、間違って二件目のピック先に行かないようご注意ください。それを防ぐために、次のピック先のナビボタンをタップした時は音声でお知らせします。


音声設定を追加しました。

再生される音声の音量・ピッチ・スピードを変更できます。

音声再生開始時のサウンドは、Bluetoothヘッドセットでのウェイクアップを意図しています。音声再生を連続する場合は、最初の一回しか鳴らしません(例えば、テスト再生を連打しても最初の一回目しか鳴らしません)。

2023年2月21日火曜日

アプリの提供方法を検討しています。

これまで、コンパニオンアプリはPlayストアにて提供してきました。

Playストアに新しいプログラムをアップロードすると即時公開されるわけではなく、Playストアによる審査を受けます。通常は1時間程度で公開されますが、長いと数日かかったり、場合によっては否承認となり、さらに時間を要します。


審査では実際にアプリを動かしてチェックしていると思われるフシもありますが、多くの場合、アプリが要求する権限やPlayストアに記載している説明文・申告内容がポリシーに適合しているかをチェックしているものと思われます。


現在、コンパニオンアプリのV1.143の公開にて、否承認を受けています。理由はAccessibilityService APIに関する説明不足というものです。

コンパニオンアプリは画面の情報を読み取って動作するため、AccessibilityService APIは必須の機能ですが、画面内の情報を読み取れるということを悪用するかもしれないという疑いが持たれます。

もちろん、コンパニオンアプリは、画面から取得した情報を配達業務やアプリの機能に関係ないことに利用することはありません。


セキュリティという観点から審査が厳しくなるのは理解できますが、それによってアプリが公開できなくなっては意味がありません。

さらに以下のような問題があります。

・緊急でアプリを更新したいことがあるが、審査に時間を要し、即時性がない。

・V1.142までとV1.143では、説明文の変更をしておらず、審査担当者の匙加減によるのか、基準があいまい。

・審査結果による指摘が定型文のコピペで、具体的・明確な対処方法が示されず、解決の目途が立たない。


これまで、Playストアのポリシーに適合するために、説明動画の提出を求められたり、最新APIへの対応が必要になったりと、アプリの本質的な制作作業以外に時間をとられることが多く、なんのためにこんなことをやっているのか分からなくなることがあります。

また、サードパーティーの決済方法が使えない等、Playストアのプラットフォームビジネスに則ったアプリの制作方法に縛られます。


いつ、どのような理由でコンパニオンアプリが突然公開不能になるかも分からないリスクがあるため、アプリ公開の継続性を危惧し、別の手段を用意しておくのがいいと考えています。

具体的にはAPKを直接ダウンロード可能にします(サイドローディング)。

・審査を待たず利用可能になる。

・最新バージョンに問題があった場合、古いバージョンをダウンロード可能にできる。

のような利点がありますが、Androidの設定で「不明なアプリのインストール」や、AccessibilityService APIを許可する操作が必要になります。


V1.143の審査が通った場合、これまで通り、可能な限りPlayストアでの公開も継続していきます。

ToDo

有給休暇を管理できるアプリをダウンロード