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2026年5月5日火曜日

なぜ機能を削るのか ― コンパニオン設定大改修

開発優先からユーザー優先へ

これまでコンパニオンの設定画面はAndroid標準の機能を使って作られていました。
シンプルで、限られたことしかできませんが、新機能の実装や変更に早く対応できることを優先するために、この方法にしていました。
これまでの設定画面

しかし、どこにどういう機能があるのか、そもそもどういう機能が存在しているのか、といったことを知るには、適していない形式でした。
コンパニオンの開発初期はアプリの仕組みや開発経緯をよく理解したユーザーが中心でしたが、利用者層が増え、IT操作や制作意図の前提知識を持たないユーザーも増えてきました。そのため、より直感的で、新しいユーザーにも理解しやすい設定画面に作り直しました。
新しい設定画面

機能削減という決断

設定画面を作り直すにあたって、ほとんど使われていない機能や、すでに機能していない機能、変更されることがないような設定の削減も行うこととしました。
コンパニオンをご使用中の方には、これまで、それらの機能を使われてきた方もおられるかもしれませんが、ユーザー全体の利便性を考えてなくしてしまう決断をしました。
機能を削減することで、リソースの節約になりますし、設定項目が絞り込まれ、迷いにくい構成になります。プログラムコードの複雑さを軽減することで、問題の発生を抑えることもできます。
具体的には、以下機能が削減または変更となります。

①オーバーレイの非表示ができないようになる。
「設定」→「オーバーレイ」→「オーバーレイ」スイッチの廃止。
②オーバーレイの操作表示を廃止する。
「設定」→「オーバーレイ」→「オーバーレイの操作表示」スイッチの廃止。
③コンパニオン独自計算によるコンパスを廃止する。
「設定」→「オーバーレイ」→「コンパス」→「従来のコンパス」スイッチの廃止。
「設定」→「オーバーレイ」→「コンパス」→「コンパス感度」スライダーの廃止。
④情報ウィンドウの文字サイズ変更機能を廃止し、表示設定に一本化する。
「設定」→「ウィンドウ」→「情報ウィンドウ」→「情報ウィンドウの文字サイズ」数値入力の廃止。
⑤情報ウィンドウの時間・距離、見積金額の合計表示を廃止する。
「設定」→「ウィンドウ」→「情報ウィンドウ」→「時間、距離、見積金額の合計表示」スイッチの廃止。
⑥フラットレートの配達単価表示を廃止する。
「設定」→「ウィンドウ」→「呼び出し時単価計算」→「フラットレートの配車単価表示」スイッチの廃止。
⑦地図の使用をオフにできないようにする。
「設定」→「ウィンドウ」→「住所アシスタント」→「地図の使用」スイッチの廃止。
⑧ピックドロップ位置ヒートマップをオフにできないようにする。
「設定」→「ウィンドウ」→「住所アシスタント」→「ピック・ドロップ位置ヒートマップ」スイッチの廃止。
⑨緯度経度ボタンを無効化できないようにする。
「設定」→「ウィンドウ」→「住所アシスタント」→「緯度経度ボタンを無効化」スイッチの廃止。
⑩非表示テキストDBを廃止する。
「設定」→「ウィンドウ」→「住所アシスタント」→「非表示テキストDB」関連設定の廃止。
⑪登録済ピック位置検索をオフにできないようにする。
「設定」→「ナビ」→「登録済ピック位置検索」スイッチの廃止。
「設定」→「ナビ」→「登録済ピック位置自動ナビ切替ボタン表示」スイッチの廃止。
「設定」→「ナビ」→「登録済ピック位置自動ナビ」スイッチの廃止。
⑫音声設定から一部機能を廃止する。
「設定」→「音声」→「再生条件」→「複数店舗ピックの業者名」スイッチの廃止。
「設定」→「音声」→「再生条件」→「ドロップ順序」スイッチの廃止。
「設定」→「音声」→「再生条件」→「複数店舗ピックで次のピックのナビボタンタップ時」スイッチの廃止。
⑬ピック/ドロップ先までの距離読み上げを一般ユーザーでも使用可能にする。
「設定」→「音声」→「再生条件」→「ピック先までの距離」スイッチを一般ユーザーでも使用可能にする。
「設定」→「音声」→「再生条件」→「ドロップ先までの距離」スイッチを一般ユーザーでも使用可能にする。
⑭暗証番号入力の読み上げを他の項目に統合する。
「設定」→「音声」→「再生条件」→「配達用の暗証番号入力」スイッチの廃止。
⑮画面カバーの細かい設定を廃止する。
「設定」→「その他」→「画面カバー」→「画面カバーを閉じる端末の回転角度」を廃止。
「設定」→「その他」→「画面カバー」→「閉じる角度」を廃止。
「設定」→「その他」→「画面カバー」→「開く角度」を廃止。
「設定」→「その他」→「画面カバー」→「呼び出し時画面カバー」をすべて廃止。
⑯テキストスキャナーを廃止する。
「設定」→「その他」→「テキストスキャナー」をすべて廃止。
⑰メディアプロジェクションは画面全体のみにする。
「設定」→「その他」→「メディアプロジェクションは画面全体のみ使用」スイッチの廃止。
⑱マルチスレッドで画面解析する。
「設定」→「システム」→「マルチスレッドで画面解析」スイッチの廃止。

せっかく作った機能を捨てるアプリ開発者

名称変更と旧設定画面の廃止予定

各種名称や呼び方を変更します。
例えば、
「住所アシスタントウィンドウ」→「住所パネル」
「呼び出し」→「リクエスト」
「業者」→「店舗」
といった感じです。使われている部分が多々ありますので、すぐにすべてを変更することはできませんが、見つけるたびに改変していくつもりです。

そして、従来の設定画面は廃止する予定です。
ただし、新しい設定画面が、特定の機種で正常に動作しないといった問題が見つかる等した場合、併用する可能性もあります。
もしも、新しい設定画面が正常に動作しない場合、Playストアを更新したり、コンパニオン以外のすべてのアプリを最新に更新してみてください。

2026年4月16日木曜日

現場で本当に効く、判断ミスと聞き逃しを防ぐ新機能を追加

暗証番号 聞き忘れた…

リクエスト時の単価計算読み上げを聞き逃さない

「設定」→「音声」→「再生条件」→「呼び出し時設定」に「読み上げ前に他の音声を停止」という項目を追加しました。
オンにしておくと、注文のリクエストがあった瞬間になにか他の音声を再生していたとしても停止し、「呼び出し時設定」内の音声を再生します。

ジャストタイミングで注意喚起してくれる

ピック先やドロップ先に到着したことを推定し、配達番号や注意事項等を読み上げる機能を追加しました。
まさにピック先やドロップ先に到着したそのタイミングに、忘れがちなことや必要なことを知らせてくれます。
これにともない、「設定」→「音声」→「再生条件」の中の「ピック時」に「注意事項があったこと」、「ドロップ時」に「配達番号」「注意事項があったこと」「その他情報」という項目を追加しました。
※注意事項
独自の方法でピック先やドロップ先に到着したことを判定しています。到着しても到着したことを検知できなかったり、到着していないのに到着したものと検知してしまう可能性があります。

配達番号の視認性向上

情報ウィンドウに表示される配達番号について、数字を太字で表示するように変更しました。
数字とアルファベットを見分けやすくなりました。
ピック時に、読み間違いによる店員さんとの確認の往復が起こりにくくなります。

最初の一言が聞こえない対策

Bluetoothイヤホンを使っていると、無音状態が続いた時、バッテリー節約のためにBluetoothイヤホンが休止状態に入り、その後、コンパニオンがなにか言ったとしても音声の始めの部分が聞こえなかったりします。
その回避のために「設定」→「音声」→「音声設定」→「音声再生開始時のサウンド」を設定して、音声再生の直前にサウンドを鳴らして、Bluetoothイヤホンを復帰させる機能を以前より実装していました。
しかし、最近私が購入したヘッドセット(SHOKZ OPENCOMM2)では、それでも効果がなく、すぐに休止状態になってしまって、かなりストレスを感じたため、別の手段を用意しました。
「設定」→「音声」→「音声設定」に「音声立ち上がり欠け防止を使う」と「維持サウンド再生」を追加しました。
これは、一秒おきに無音を再生し続け(なんか矛盾した表現ですが…)、Bluetoothイヤホンが休止状態にならないようにします。
それでも休止状態になってしまうイヤホンであれば、「維持サウンド再生」をオンにすることで、僅かな音を再生し続けることもできます。

また便利になったぜ!イエーイ!

耳をふさがず安全だと思って骨伝導のヘッドセット(SHOKZ OPENCOMM2)を購入したのですが、これで快適に使えそうです。

2025年12月18日木曜日

冬の配達が楽になる。スマホを触らない操作方法

ボタン付きBluetooth機器で、スマホを触らずに操作

UberEatsの配達支援アプリにスマホの音量ボタンや、USB、Bluetoothでスマホに接続した機器から操作できる機能を追加しました。
例えば、Amazonで販売されている以下のようなデバイスを使うことができます。
バイクのハンドル付近や、ご自身の腕に取り付けて使えます。


使用可能な機能は以下の通りです。
公式配達員アプリの操作
・呼び出し時承諾
・呼び出し時拒否
・地図中心…公式配達員アプリの地図の右下にある“地図を中心に移動する”ボタンをクリックします。
コンパニオンの操作
・最小化/復元…オーバーレイを、最小化したり、復元します。
・フルスクリーン地図…住所アシスタントのフルスクリーン地図を表示します。
・音声認識…下の方で説明する音声認識を開始します。

「設定」→「システム」→「キー割り当て」で、設定します。
「キー入力検出サウンド」を設定しておくと、キーを押したことが検出できた時に音を鳴らせます。

この画面でデバイスのボタンを押して、キーを検出できたら「OK」をタップしてください。
「標準動作を無効化」チェックボックスをオンにすると、そのボタンによって実行されるAndroidの標準的な動作を行わなくなります。
例えば、音量を変えるボタンに機能を割り当てた場合、割り当てた機能が実行されると同時に、スマホの音量まで変わってしまいますが、「標準動作を無効化」チェックボックスをオンにすることで、割り当てた機能のみを実行できます。

※Bluetooth接続のイヤホンやスピーカーに搭載されている、音量ボタン等は使えない可能性が高いです。
※環境や状況によっては動作しない可能性があります。
※交通に注意し、安全を最優先にしてください。

と、いうことで、以下の商品(ブルートゥース 5.0 リモコン)を買ってしまいました。
ベルクロで腕に付けたり、バイクに固定できます。

ボタンが固めです。
なぜか音量下(-)ボタンが、一発で反応せず、二回押さないといけません。
長さがあるので、車両への装着場所が限られたり、腕に付けたとしても一回転して裏返ったりしていることがあります。腕に付けた場合や、装着場所によっては、ハンドルから手を離さないといけないので、安全とはいえません。
5つのボタンにそれぞれ機能を割り当てられます。
この商品を積極的におすすめはしませんが、使えなくはないことを確認済です。
ハンドルの指の届くところに付けるのならバイク用Bluetoothコントローラーの方がいいかも。

音声認識でスマホを触らずに操作

以前から、音声認識で操作できるようにすると便利かもしれないと思っていましたが、音声認識は開始操作が必要で、常時実行しておくことはできません。Androidでは、「OK,Google」等を常時受け付けていますが、これは特殊な処理をしているのだと思います。
音声認識開始のために、どうせ画面に触れないといけないのであれば、そのまま操作すればいいので、音声認識を使う意味は薄れます。それで音声認識の実装は行ってきませんでした。
しかし、上記のキー割り当てで外部デバイスを使って音声認識を開始できるのであれば、状況が変わってきます。

オーバーレイに音声認識のアイコンを追加しました。
タップすることで音声認識を開始できます。
同じことを上述のキー割り当てでもできます。

以下のコマンドを実行できます。
・オーバーレイ最小化
「オーバーレイ」と、「閉じる」「クローズ」「最小化」のいずれかを含む
・オーバーレイ復元
「オーバーレイ」と、「開く」「オープン」「復元」のいずれかを含む
・情報ウィンドウの表示と消去
「情報ウィンドウ」を含む
・公式配達員アプリの表示
「uber」「ウーバー」「公式配達員アプリ」のいずれかを含む
・スクリーンショット
「スクリーンショット」を含む
・リモートモニターウィンドウの表示と消去
「リモートモニター」を含む
・TextGoの実行
「テキストゴー」「テキストGO」「テキスト号」のいずれかを含む
・住所アシスタントのナビ開始
「ナビ」と行番号の数字を含む
・呼び出し承諾
「承諾」「申し込み」「申し込む」「受ける」のいずれかを含む
・呼び出し拒否
「拒否」「受けない」のいずれかを含む
・地図中心
「地図」「マップ」のいずれかを含み、「中心」「センター」のいずれかを含む

例えば、以下のような入力が有効です。
オーバーレイオープン」「オーバーレイ開く」「ナビ1行目」「番目のナビ

音声を認識し、コマンドを実行した時の音を設定できます。


ところで、音声認識のためのマイク使用の権限が、またしてもGoogle Playの審査に通らないためサイドローディング版のみでの対応となりそうです。

寒い冬の季節、厚いグローブやグリップヒーターを使っている方は、キー割り当てや音声認識でコンパニオンアプリを活用してみてはいかがでしょうか。

ToDo

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