メモの変更
配達先のメモを記入しておき、再び同じ配達先に遭遇した際にはそのメモが表示されますが、同一の配達先であるかどうかは配達先の名前や住所で判断しています。
そのため、お客様が名前や住所を変更した場合、同一の配達先であることを判断できなくなります。
そこで、呼び出し時の住所や現在位置の情報を加味することで、住所を変更されても同一の配達先であることをある程度判断できるように変更しました。
【ピック時の配達先メモを検索するアルゴリズム】
【ドロップ時の配達先メモを検索するアルゴリズム】
同一の配達先であると判断するには、最低限、名前が一致する必要があります。
ただし、名前が「PayPay U.」の場合は、除外します。
逆に言えば、名前が一致する場合、誤判定する可能性もあります。
上記チャートの(1)~(4)は、情報の信頼度を表し、数字が大きいほど信頼できることを意味します。
コンパニオンのオーバーレイに表示されるメモには、その信頼度を表す数字を併記します。
呼び出し時のメモに関しては、これまで通り、単純に呼び出し時の住所テキストで検索しています。こちらも「西川通 & 東大路, 徳島市」のような表記の場合は、誤報になることが多いと思いますので、メモを検索しないようにした方がいいか検討中です。
行ったことがある配達先の検出変更
行ったことがあるかどうかの判断にもメモと同様に、呼び出し時の住所をジオコーディングした座標を利用するように変更しました。
名前が一致し、ジオコーディングした座標と配達先の座標との距離が500m未満の記録を同一配達先と判断します。
これにより、今までドロップ時に読み上げを行っていたのを、ピック時に行うよう変更しました。
読み上げ文言は、「1回行った配達先かも。最後は18日前。」のようになります。
オーバーレイの情報ウィンドウの配達番号の横にも表示します。
現状、このように変更しましたが、必要によりさらに調整していきます。