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2019年6月5日水曜日

配達途中にラーメンを1つ食べた?なんて配達員だ

何か月も前の話ですが、あるラーメン屋さんから配達依頼が入って、そのラーメン屋さんにピックに向かいました。あと100メートルほどで着くというところで、信号待ちになり、そこで、もう一回配達依頼が入りました。ダブルということです。それを受けて、すぐ目の前のラーメン屋さんに到着しました。
ラーメン屋さんのバイトの女の子が、袋を一つ渡してくれて、私は、袋が一つということはダブルの2件とも同じ配達先なのかと思って、これは同じ配達先ですか?と尋ねたところ、女の子は軽くうなずいたものの、その袋の中から、からあげだけを取り出して別の袋にして渡されました。同じ配達先ではあるが、私が指摘したため、一応二つに袋を分けて渡されたものと思い、配達先へ向かいました。
向かう先の配達員メモに、着いたら電話をしてほしいと書かれていましたので、到着したところで電話をしました。そうすると、すぐに取りに走ってきてくれました。
その方に、二つの注文ですよねと確認したところ、そうではないという返事でしたので、その場で、一件目を配達完了処理して、二件目の配達先を表示させると、別の配達先が表示されました。同じ配達先だというのは、ラーメン屋さんの女の子とのコミュニケーション上の勘違いだったのかなと思い、それならそれで、2件目は別のところに配達するだけですので、構いません。
そう思っていたところ、一件目のお客様がラーメンを3つ注文したのに、2つしかないと言われました。確かに袋の中には2つしかうつわがないように見えます。こういう時はどうしたらいいですか?と聞かれましたので、店かUberに連絡してくださいと伝え、私はダブルの二件目があるため、あまり長居はできず、その場は去らざるを得ないことを伝え、次の配達先へ向かいました。
そういうことで時間を食ったため、2件目のからあげは冷め気味になってしまいましたが、無事に届けることはできました。

2件目の配達の後、帰りに先ほどのラーメン屋さんの近くを通った時、あの後どうなったのか聞いてみようかと思いましたが、それで私がどうこうできることでもないですし、そのまままっすぐ家に帰りました。
その後、自分の配達員評価を確認したところ、店のBadがひとつ増えていました。お客様からクレームの入ったラーメン屋さんが、配達員が3つのうち1つのラーメンを届けなかったと考えて、そのように評価したということではないかと思います。
あのラーメン屋さんには、その後も何回かピックに行っていますが、あの時のバイトの女の子はあれ以来見かけません。

今回のケースは、最初に鳴った時、1件だけ受けて、ラーメン屋さんの直前で、突然ダブルに変わりました。ラーメン屋さんの女の子からしたら、これが混乱のもとです。ラーメン屋さんの女の子はダブルというものがあるのを知っていたかもわかりません。配達員はダブルがあるのを知っていますが、新人のアルバイトなんかだと、そもそも一人の配達員が、一度に2件分持っていくという発想自体ないかもしれません。
今、私はそうしていますが、ダブルで受け取った時は、たとえ店の人が袋に配達番号を記載してくれなくても、配達員自身がやるべきです。そして、できれば、それを店の人が見ている前でやった方がいいです。そうすることで、二件分の配達であることを再認識して共有できます。

今回は、それだけでなく、ラーメンの数が足りていなかったということが最大の問題です。
今回の件で、その後のピックでは、意識して注文内容を確認するように努めてみました。
しかし、これは意外に難しいことです。ピザ屋さんなんかだと、ピザの名前もわけが分かりませんし、トッピングがひとつひとつ書かれていて、それがトッピングなのかピザ本体なのかも分かりません。それで、ピザの箱を渡されますが、中身を開けるわけにもいかないですので、箱の数で想像はできますが、中にどのように入っているかは予想でしかなく、ひとつの箱を渡されたからといって、中にひとつしかピザが入っていないと言いきることはできません。それはピザに限らず、袋や箱の数が食べ物の数と一致するという保証はありません。
ハンバーガーのファーストフード店であれば、セットメニューで、袋が2つ渡されて、これはハンバーガーやポテトか何かが入った袋と、冷たいドリンクが入っている袋で、2つなんだなと理解しますが、別の時に1つの袋が渡されたとすると、これはハンバーガーやポテトと温かいスープが一つの袋に入っているか、ドリンクのないようなセットなんだなと理解します。その時に応じて、つじつまが合うように解釈しているだけで、これではチェックになっていません。そうかと言って封をされた袋を開けるということもできません。店員さんにいちいち確認していてはうっとうしがられます。
実際に、ひとつひとつ注文を配達員に読み上げさせて確認する店がありましたが、店と同じことが書いてあるだけで、意味がありません。その場で、実際の配達物と突合せをすれば意味がありそうですが、店も配達員もそんなに暇ではありませんし、考えてみれば、配達員の責任の範疇ではありません。
それで、結局、配達物がきちんとあるかどうかをきっちり確認するのは無理なこととしてあきらめました。とはいえ、明らかに分かる場合もありますから、チェックしておいた方がいいのはいいです。

次に、ダブルのリスクです。ダブルをとると、こういうトラブった時に困ります。
他の時にも欠品があったことがあるのですが、その時は、もう一回店に戻って、不足したものを取ってきてあげることができました。本来はそこまでする必要はないと思いますし、配達完了処理後だったので、ボランティアになってしまいますが、それで丸く収まって自己満足にはなります。

Bad評価についてですが、常々思うのは、悪意をもって間違いをおかす人というのはあんまりいないということです。今回のラーメン屋さんの件は、バイトの女の子にミスがあったかもしれませんが、店からUberEatsの仕組みについてしっかり説明を受けていたかは分かりません。店としても、UberEatsのことだけではなく、新人のバイトには覚えてもらうことが山ほどあります。UberEatsのダブルの仕組みとか、そういう細かいことを一度にたくさん説明しても覚えきれません。また、店も忙しくて、バイトの動きを一挙手一投足見ておくことは不可能でしょう。
悪くしようと思って悪くしたのなら評価が良くないのは分かりますが、私自身だって、UberEatsのことに限らず、日常生活で数えきれない間違いを犯しますので、私としては、誰でも起こしえる単なる間違いを悪いと評価することには、違和感があります。
今回、店からBad評価をもらったのは、3つ入れたはずのラーメンのうち1つを、私が配達途中でなんらかの理由でどこかにやってしまい、それを申告せず消えたと解釈したのであれば、Badをもらって当然かもしれません。事実と異なるとしても、そのように勘違いしたのであればBadという気持ちも分からないではありません。
しかし、店が渡していないのを認識していたとして、それをピック時に配達員が指摘できなかったとか、不足しているものがあるのに取りに戻ってこなかったというような理由であったとしたら、それは、私の考え方とは異なります。

店に問題があったとしても、絶対に間違いが起こってはならない。万一間違いが起こったら二度と同じ過ちを犯さないように、対策しておかなければならない。というように完璧主義で考えすぎるのはストレスになることがあります。できることはやるべきですが、現実に今すぐ対策するのは難しいこともあります。こちらでできる対策があるならそれをするしかありません。
先日も吉野家で新人バイトによる欠品がありました。私の確認不足でもあります。新人店員さんや新しくはじめた店は特に要注意ということが言えそうです。

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