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2019年6月5日水曜日

配達員支援アプリを作りたいと思った理由

UberEatsの配達員を支援するためのAndroidアプリを作っています。

UberEatsの配達員は、Uber社が作成したUber Driverというアプリを使って配達を行います。注文を受け、レストランにピックアップに行き、お客様のもとへ届けるまでの一連の作業と、UberEatsの配達に関するあらゆることをそのアプリ上で行います。
そのアプリを使って配達を行っていると、こうなればもっと良くなるだろうというアイディアを思いつくことがあります。アイディアというより、誰でも思いつく自然な発想という方が当たっています。たとえば、ピック先で配達番号を見る際に、いちいち操作をして配達番号を表示する必要がありますが、本当は、ピック依頼を受けたらその画面に配達番号をずっと出しておいてもいいでしょうし、多少の操作はするとしても、スクロールしないと見えない位置に表示するというのは不親切です。こういうちょっとした実用性があればと思うことがあります。
そうであれば、配達員アプリを改良するのが一番いいのですが、Uber社にもさまざまな事情があると思います。たとえば、単純に見栄えのするかっこいいアプリにするということも必要でしょう。ちゃんとした会社が作ったものとして、それっぽいものでなければ格好がつきません。
しかし、配達という現場においては無骨であっても、実用性が一番重要です。つまり、Uber社は、もっと単純にアプリを作ることができても、そうもいかないというところがあります。
これは単なる一例にすぎません。タクシー用のアプリをベースに作られていることや、世界共通であること等、Uber社がアプリを作る際にはいろいろ事情があろうと思います。

私のような一個人には、そのような制約は少ないです。ただやるべきことを一直線で作ることができます。そこで、もう少しこうであれば、という部分を補佐するためのアプリを作ることにしました。また、単なる補佐ではなく、オフィシャルの配達員アプリでは、実装しないような現場に即したものも実装したいと思ったりしています。

その配達員支援アプリは「ウバーコンパニオン」という名前にしました。

配達員アプリのナビではなく、他の地図アプリのナビを使いたかったのと、配達員アプリではピンずれしていることがあるため、住所から検索したいということがあります。そこで、住所からGoogleマップやYahoo!マップ等の地図アプリで検索できる機能をつけました。

レストランにピックに行ったとき、裏口から入ってほしいというメモを忘れて正面から入り、メモを無視したというBad評価を受けたり、マクドナルドでピックした際に、ケチャップが欲しいと書かれたメモを見落として、途中で気が付いたものの戻るのが面倒でそのまま配達し、Bad評価を受けたことがあります。これらのメモはそもそも配達員が従う必要のないものなのかもしれませんし、Bad評価を受けたところで意味はありませんが、もしも気が付いていたなら、意向を配慮していたと思います。いずれにしても単にうっかりしていただけないので、そのうっかりをなるべく防止するために、そうしたメモがあれば、音声で知らせるようにしました。配達をしていて、実際に、役立っていることを実感しています。

このような、まさに現場でやっていて思う配達員目線でのアプリを作りたいと思って、ウバーコンパニオンを作成しました。コンパニオンとは相棒を意味します。配達員の相棒として、共に行動することを意図しています。

ウバーコンパニオンはPlayストアからダウンロードできます。

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