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2019年6月11日火曜日

ウーバーイーツの配達でぐちゃぐちゃになっていた時

ウーバーイーツの配達では、中身が破損しないように気を使って運搬しています。
配達員は専用のバッグを使って配達しますが、数人分程度の料理は運べるサイズがあるため、通常はスペースが余ります。配達員各個人で工夫していて、タオルやプチプチ等を使って、隙間を埋めて、食べ物が箱の中で転げまわらないようにしています。

バッグを背中に背負う際には、遠心力で振り回すように背負うのではなく、いったん自転車やバイクに乗せてから背負ったりします。
配達運転中も、路面の段差やマンホールを通過するときの衝撃に気を付け、曲がる時は、バンクする傾きを考えています。ブレーキを強くかけると、前方向に強いGがかかるため、停車は加減して、滑らかに止まります。

そうしたことに気を使って配達すれば、通常のものであれば、破損することはありません。少なくともぐちゃぐちゃにはなりません。
しかし、配達するものによっては、どうしても破損を避けられないものがあります。
配達する以上、どうしても多少の振動は避けられません。背負うものですので、傾きも発生します。特に自転車の場合は前傾姿勢になりますから、一時的に最大45度程度の傾きが発生することは予測できます。配達員の都合で見れば、そうした状況に耐えらえない配達物は、そもそも配達するようにできていません。
仮に配達員が振動を減らし水平を維持するように努めたとしても、道路交通状況によっては、道路の陥没や、急ブレーキによって、思わぬ衝撃がかかることがあります。

ラーメンやコーヒーは、カップを傾けて漏れる状態であれば、確実に漏れます。それで、配達員に漏らすなというのは無理難題です。その点、有名ファーストフードなんかは対策されていて、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンのドリンクは傾けたり、逆さにしても、漏れないようになっています。ストローを刺す部分も、ストローを刺すまでは穴が開きません。
握り寿司は、どうやっても崩れるものがあります。それで、よく分かっている配達員はそのような配達はキャンセルして、その結果、配達員間でたらい回しにされて、なかなか配達されなかったりします。

新規に参入したレストランは、お客様から苦情を受けるまで気が付かず、破損について対策ができていないことがあります。レストランから配達員への注意事項として、水平を保つことや、衝撃への注意を指示されることがありますが、繰り返し破損の苦情があるとしたら、多くの配達員で対応できない可能性が高く、そうなってはじめて対策の必要性に動くレストランもありえます。

お客様としても、盛り付けの崩れや、拭いたら済むような液体の漏れは、デリバリーを頼む上で、起こりえることですので、覚悟しておいた方がいいと思います。
漏れ、崩れを超えたレベルのぐちゃぐちゃな破損があるとしたら、配達バッグをシェイクするとか、派手に転倒するような状況でないと考えられません。万一そのようなことがあった場合は、配達員に配送中の破損として処理させるか、UberEatsのサポートに問い合わせてください。

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