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2024年5月21日火曜日

オープンテストへのご協力のお願い

オープン(ベータ版)テストへのご協力のお願い

先日、コンパニオンが起動しない問題が発生し、多くの方にご迷惑をおかけしました。
このような致命的な障害の再発を防ぐため、一般のユーザーの方にもテストにご協力いただき、そのフィードバックを元に製品版をリリースすることにしました。
従来は、製作者による内部テストの後にすぐ製品版をリリースしていましたが、今後はその前にオープンテストを実施します。
ただし、緊急のアプリ更新については、オープンテストを行わずに直接製品版をリリースする場合もあります。

アプリ更新

内部テスト

オープンテスト

製品版リリース

オープンテストにご参加いただくことで、最新の機能をいち早く体験できます。
もちろん、ベータ版にはリスクが伴うため、より安定した製品版をご利用になりたいとお考えになる方もいらっしゃると思いますが、皆様のご協力により、より安定したアプリのリリースが可能となります。
なお、ベータ版テスターを解除しなくても、ベータ版をアンインストールして製品版をインストールするためのサイドローディング用ダウンロードページも用意します。

サイドローディング版の提供について

上記オープンテストの件でも触れましたが、サイドローディングによるダウンロードページを作成しました。これまで、Google Playの審査が度重なる障害となり、コンパニオンの公開がスムーズに進みませんでした。
以前は審査に1時間ほどしかかからなかったのに対し、最近では約48時間もかかるようになっています。今回のオープンテスト版リリースでも、2度にわたって否承認となり、アプリの使用方法や存在意義を説明してようやく公開にこぎつけました。オープンテスト公開のためにさらに2回の審査を経て、合計で5回の審査時間だけで丸10日間を費やしたことになります。
コンパニオンはこれまでに200回以上のアップデートを重ね、そのたびに審査を受けてきましたが、それでも突然否承認されることがあります。審査担当者が固定ではなく、その時々の担当者の判断によるためです。前回は通過しても、次回はどうなるかわかりません。
否承認の理由はほとんどが“ポリシー違反”で、アプリの機能自体ではなく、アプリ内の文言やPlayストアの掲載文、プライバシーポリシーの記載に関することが多いです。例えば、プライバシーポリシーに特定の記載がないだけで審査に通らず、軽い一撃でアプリ生命の危機に瀕します。
否承認通知の99%は定型文で、1~2行のヒントからその意図を解釈しなければなりません。セキュリティやプライバシーに関する制限が厳しくなっている社会状況から、アプリ制作者として理解はできるものの、大変な負担を強いられます。危険性のある機能の使用には、ポリシーに沿った説明や動画の提出、特定機能の実装が求められます。
公式配達員アプリの変更に対応する際、急を要することがありますが、対応してから使えるようになるまで最低でも48時間はかかります。審査が行われることは理解できますが、ホットフィックスへの更新に時間がかかり、不安定で時間のかかる審査が妨害となります。
こうした問題を避けるために、サイドローディングによるダウンロードも可能としました。

こちらのページで公開します。

※よくサイドローディングは危険と言われています。サイドローディング自体は危険ではありませんが、審査を経ずに公開されるため、悪意のあるアプリが存在する可能性があります。サイドローディングで公開するコンパニオンは、Google Playに公開するアプリと完全に同じもので、署名が必要なのでGoogle Playにアップロードしたものをそのまま公開しています。もちろん、コンパニオンには悪意のあるコードは含まれていません。

2024年5月8日水曜日

V1.220でGoogleログインが通らない件に関するご報告

経緯:

2024年5月4日(午後):Googleログインを変更したV1.220をGooglePlayにてリリース
2024年5月6日(午後):GooglePlayの審査を通過し、公開開始
2024年5月7日(午前):一部ユーザーでGoogleログインできないことが判明
2024年5月7日(午後):ログイン方法を元に戻したV1.221をGooglePlayにてリリース
2024年5月9日(夕方):V1.221が、GooglePlayの審査を通過し、公開開始

原因:

コンパニオンはGoogleアカウントを利用してユーザーを識別し、ユーザーごとのデータを管理できるようになっています。そのため、これまでGoogleサインインを使ってきました。
現在は、認証情報マネージャーという新たな仕組みが登場しており、従来のGoogleサインインは非推奨となっています。今のところ、従来のGoogleサインインを使い続けることはできますが、いずれは使えなくなることが予想されます。
コンパニオンでは、これに早めに対処するため、V1.220にて認証情報マネージャーに移行しました。
しかし、実装方法に問題があり、状況によってコンパニオンでのログインができなくなりました。
どうやら、旧バージョンのコンパニオンのログイン記録が残っている端末であればログインできるのですが、なんらかの理由でそうでない端末では、新たなログイン情報を作成できず、まったくログインできなくなります。
開発時の動作テストに用いている端末はこれまで繰り返しコンパニオンを使いつづけているので、正常にログインできたことから、事前に問題を発見することはできませんでした。

今後:

問題部分は判明しているので、対処したバージョンを作成することはできるものの、念のためプログラムの該当部分を従来のGoogleサインインに戻すこととし、V1.221を作成して、5/7の夕方にリリースしました。GooglePlayによる審査を通過(48時間程度要す?)できて公開された場合、問題は解消されていくと思われます。

依然として、従来のGoogleサインインが廃止される可能性は残っているので、認証情報マネージャーに移行が必要なことに変わりはありません。
根本的な対策としては、Googleの変更による影響を受けにくいように、Googleの認証機能を利用しない方法が考えられます。しかし、コンパニオンでは、最初にGoogleサインインを選択したことや独自のアカウント管理は、ユーザー体験の低下や個人情報の提供を警戒されるリスクがあります。また、コンパニオン自体も、これからどれほどの期間使われていくものか分からないため、今後もGoogleアカウントを利用し続けることになりそうです。

お詫び:

この度の問題によりご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。より良いアプリを安定的に提供できるよう努めてまいります。

リリースにあたって、動作しないアプリによる影響を少なくするために、今後はオープンテスト(ベータ版)による参加者を募ってのテストも検討します。また、GooglePlayでの審査に時間がかかって、公式配達員アプリに変更があった時等も含め、迅速な対応ができない課題も認識しており、サードパーティのアプリストアやサイドローディング等、迅速な公開方法について引き続き検討してまいります。

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サイドローディングによるインストール

V1.221のダウンロード

ToDo

有給休暇を管理できるアプリをダウンロード