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2025年12月15日月曜日

小さな改善と、大きな制約。ナビボタン一発で配達ナビタイムを使える

タイトル部分にアニメーション追加

オーバーレイのタイトル部分に、アニメーションを追加しました。
コンパニオンが公式配達員アプリの情報を読み取る処理に時間がかかっている時に、コンパニオン全体が固まることがあります。
固まっていることが分からないので、オーバーレイを何度もタップしてしまい、それでも反応がないので少しストレスを感じたりします。
すでに考え得る高速化は行っており、Androidシステムの応答速度によるものなのでどうすることもできません。それでも、今回追加したアニメーションを見ることで、固まっているかどうか分かるのであれば、ストレスが少し和らぐことを期待しています。

タイトル部分のスワイプアウトで、フルスクリーン地図を表示できる

タイトル部分を右にスワイプアウトしてフルスクリーン地図を表示できるように追加しました。
前回の更新で、「乗車の予定表」の情報を読み取って地図に配達順序を表示できるようにしましたが、そのためにも地図を表示するのをより簡単にできるようにしました。

配達ナビタイムのジオパラメータに対応

配達員に特化したアプリ「配達ナビタイム」をコンパニオンで使うことができます。
ナビボタンタップでナビを開始するには、クリップボードから貼り付ける必要がありましたが、「配達ナビタイム」側で緯度経度のジオパラメータに対応していることが分かりましたので、コンパニオンでも対応しました。

ナビボタンをタップした時に、緯度経度を地図アプリに転送するために、住所アシスタントの緯度経度ボタンをオンにしてお使いください。

「配達ナビタイム」は月額2,300円というのは悩む料金ですが、たくさん配達される方であれば、抜け道、ゼンリン住宅地図、建物の入り口表示等、かなり配達効率アップできます。

※この変更の影響で、これまで配達ナビタイムを使っていた方は、もう一度設定から配達ナビタイムをナビボタンに割り当てなおす必要があります。

速く配達できてストレスフリーになった配達員

スクリーンショット画像を一覧表示できなくなりました

スクリーンショットのアイコンボタンをタップするとスクリーンショットを撮影でき、ロングタップすると、撮影した画像の一覧を表示できます。
しかし、メディアプロジェクションによるスクリーンショットではなく、Android標準の電源+音量下でのスクリーンショットの場合は、その一覧を表示できなくなりました。
メディアファイルにアクセスするための権限について、Google Playでの審査が否承認になったことが原因です。
必要な機能であるとして異議申し立てを行いましたが、定型文の返答で再度、拒否されました。
これまで、ずっと問題なかったことが、突然、気まぐれで否承認となったり、不正対策のために、不正を行わないアプリの公開まで阻害してしまっては意味がありません。
こうした外資の大企業相手では、柔軟な対応は期待できないため、いったんあきらめることにします。
Google Playでは、安定したアプリの公開ができないため、もはやサイドローディング版の方をメインの提供手段として考えた方がよさそうです。
非生産的なことに労力を吸われるアプリ開発者


2025年11月30日日曜日

「乗車の予定表」を活用しきれていますか?配達中の判断が速くなるフローモード

乗車の予定表を活用できる

公式配達員アプリのハンバーガーメニュー(三本線)アイコンをタップすると「乗車の予定表」を表示できます。


そこに表示される情報を活用できる「フローモード」を追加しました。
取得したピック先およびドロップ先の情報を一覧表示し、ナビ用の位置として利用できます。

それらの位置を、地図にマーカーで表示できます。

フローモードを使うための設定方法

フローモードを使うには、
「設定」→「ウィンドウ」→「住所アシスタント」→「フローモード」
をオンにしておきます。
「設定」→「ウィンドウ」→「住所アシスタント」→「フローモード検出時のサウンド」
にて、サウンドを設定すると、公式配達員アプリの「乗車の予定表」画面を開いて、情報を取得できた時に音を鳴らすことができます。

実際の現場でのフローモードの使い方

配達中に、公式配達員アプリのハンバーガーメニュー(三本線)アイコンをタップして、「乗車の予定表」を表示すると、その画面の情報を取得します。
各行の右端にある「∨」アイコンをタップして、住所情報を表示すると、その情報も取得します(表示しないと取得できません)。

住所アシスタントの下に表示されている「フローモード」アイコンをタップして緑色に点灯させると、フローモード表示に切り替わります。
フローモードを表示中はフローモードになっていることを認識できるように、住所アシスタントの一覧が青枠で囲まれます。

オーバーレイの地図に、各位置のマーカーを表示し、それらを点線で結びます。
どこから、どこを経由する予定なのかを地図上で可視化できます。

あっち行ってからこっち行くのか…

注意事項
・公式配達員アプリの「乗車の予定表」画面を表示しないと、情報を取得できません。
・各行の「∨」アイコンをタップして住所情報を表示しないと、その位置の住所は取得できません。
・取得した住所に基づいてジオコーディングし、位置を求めます。ジオコーディングによって、正確に位置が特定できるとは限りません。ジオコーディングに失敗し、位置が求まらない場合は、地図上にマーカーを表示できません。
・表示できないマーカーは、その位置が欠損するため、線で結ばれません。
・今回の更新により、呼び出し時P/D地図や、任意の位置へマーカーを置いてナビに活用したりできていた機能は削除しました。
・不要な方は設定からオフにすることにより、負荷が少し軽減します。
V1.269以降で実装しています。

2025年10月16日木曜日

スマートアシスタントが進化!JSON設定をより簡単に

スマートアシスタントでJSONスキーマをUIで設定可能に

スマートアシスタントのJSONモードについて、JSONのレスポンス形式(JSONスキーマ)をUIで設定するように変更しました。

これまで、「設定」→「その他」→「スマートアシスタント」→「呼び出し時指示」でのスマートアシスタントの設定において、JSONスキーマはプロンプトに含めて記述していました。
使用するAIを最新化するにあたり、この方法ではうまく動作しないことが多くなりました。
そこで最新のAIによる方法に合わせるために、UIでJSONスキーマを設定できるようにしました。

設定方法を変更したため、コンパニオンをV1.268にアップデートすると、これまでのスマートアシスタントの設定はそのままでは使えなくなります

JSONモードを選択(「JSON」チェックボックスをオン)すると、JSONスキーマを一覧で設定できます。
・一覧の最下行に名前を入力することで、行を追加できます。
・各行のゴミ箱(🗑)のアイコンボタンをタップして行を削除できます。
・各行をロングタップして上下にドラッグすることで、順番を入れ替えることができます。

各行に設定する項目は以下の通りです。
名前…レスポンス項目の名前。「サウンド」という名前はサウンドの再生条件に使用。
必須…必ずレスポンスを返すことを指示。
読み上げ…レスポンスを読み上げ。
表示…レスポンスを情報ウィンドウに表示。
タイプ…STRING(文字列)、INTEGER(整数)、NUMBER(小数を含む数値)、BOOLEAN(真偽値)から選択。
説明…項目の説明。
サンプル…レスポンスの例。STRINGの時のみ。
最小値…レスポンスの最小値。INTEGERまたはNUMBERの時のみ。
最大値…レスポンスの最大値。INTEGERまたはNUMBERの時のみ。

Courier対応について

V1.268以降にて、新たに始まるCourier対応を行っていきますが、その対応のためにV1.268以降へのアップデートをお願いすることになるかもしれません。

ToDo

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